これらの環境変数は、入出力および表示の構成に関連します。
構文
Windows:
set CCITCP2=hostname
UNIX:
CCITCP2=hostname
export CCITCP2
パラメーター
hostname には、該当セッションから接続する CCITCP2 デーモンが実行されているマシンの TCP ホスト名またはドット付きの 10 進の IP アドレスを指定します。
説明
環境変数の値は、構成ユーティリティを使用して設定した値よりも常に優先されます。構成ユーティリティで設定した値を使用する状態にプロセスを戻すには、次に示すように環境変数を空の文字列に設定します。
set CCITCP2=
または、(システム環境設定でシステム変数を作成するか、CONFIG.SYS ファイルを使用して) この環境変数がシステム全体に設定されている場合、この値は構成ユーティリティを使用して設定した値よりも常に優先されます。
構文
Windows:
set CCITCP2_PORT=port
UNIX:
CCITCP2_PORT=port
export CCITCP2_PORT
構文
CCITRACE=filename [options]
/F または -F | CCI API 呼び出しの詳細をトレース ファイルにログ記録します。デフォルトは、filename または他のトレース オプションが指定されていない場合は OFF、指定されている場合は常に ON です。 |
/P または -P | プロトコル レベル呼び出しの詳細をトレース ファイルにログ記録します。デフォルトは OFF です。このフラグが OFF の場合は、CCI ユーザー レベル API の詳細のみトレースされます。このフラグが ON の場合は、関数トレーシングのレベルが大きく向上する可能性があります。 |
/D または -D | CCI 関数との間で渡されたすべてのバッファーの内容をログに記録します。デフォルトは OFF です。セキュリティ上の理由でデータ トレーシングを禁止するようにアプリケーションがコード化されている場合は、データ トレーシングが許可されない可能性があります。 |
したがって、CCI API 関数の流れおよび基礎となるプロトコル関数の流れをトレースするが、これらの呼び出しに渡されるユーザー データはトレースしない、デフォルト名が ccitrc1.trc の CCI トレース ファイル (一致する ccitrc1.idx ファイルを持つ) を作成するには、CCITRACE 環境変数の値を /P にします。
トレース オプションは、CCI.INI ファイルを使用して制御することもできますが、CCITRACE 環境変数で指定された値が優先されます。
Animator で、アニメート対象プログラムのセッション (.aif) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリ パスを指定します。ここで指定したディレクトリ パスは、情報 (.idy) ファイルと同じディレクトリにセッション ファイルがない場合に使用されます。Animator は、セッション間の情報をセッション ファイルに登録して更新できます。.aif ファイルには、ブレークポイントおよびモニターに関する詳細情報が含まれています。
構文
COBAIF=pathname export COBAIF
パラメーター
説明
指定されたディレクトリで .aif ファイルが見つからない場合は、COBIDY 環境変数で指定されたディレクトリが検索されます。このディレクトリにもファイルがない場合は、現在のディレクトリが検索されます。
.aif ファイルが存在しない場合は、Animator で次のように .aif ファイルが作成されます。
アニメートされるプログラムの Animator セッション ファイル (.aif) のベース名を指定します。.aif ファイルには、ブレークポイントおよびモニターに関する詳細情報が含まれています。
構文
COBAIFNAME=basename export COBAIFNAME
パラメーター
説明
COBSW=+A を使用して Animator を起動し、以降のアニメーション セッションのためにブレークポイントを保存したい場合は、この環境変数を指定する必要があります。また、anim コマンドを使用して Animator を起動する場合にもこの環境変数を指定できます。この場合、ユーザーが指定したベース名は .aif ファイルのベース名としてアプリケーション名を上書きします。
ACCEPT および DISPLAY 文で使用される HIGHLIGHT と LOWLIGHT 句の非標準動作を指定します。これは、旧 COBOL 製品との互換性を提供します。後日サポートが中止される可能性があるため、この環境変数はできるだけ使わないようにしてください。
構文
COBATTR=n export COBATTR
パラメーター
n 0 から 7 の範囲内の値。これは、次のいずれかの値、または累積値に指定できます。たとえば、値 6 を指定すると、値 4 および 2 について説明されている動作になります。
標準のデフォルト動作を提供します。
COBOL プログラムが HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは端末の terminfo エントリで指定された太字または淡色表示モードをそれぞれ使用します。太字または淡色表示モードが指定されていない場合は、HIGHLIGHT または LOWLIGHT 句には何の効果もありません。
COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示すると、ランタイム システムは太字モードを使用します。ランタイム システムは、通常のテキストにはデフォルトのモードを使用します。端末の terminfo エントリで淡色表示モードを指定しても、何の効果もありません。LOWLIGHT 句にも効果はありません。
高輝度および低輝度の空白文字は、通常モードの空白文字と同じであるとみなされません。
上記の 1 および 2 と同様
COBOL バージョン 3.2 よりも古い製品のデフォルト動作との互換性を提供します。
COBOL プログラムが HIGHLIGHT 句に従ってテキストを表示する場合、その効果は、端末の terminfo エントリで淡色表示モードが指定されているかどうかによって異なります。淡色表示モードが指定されている場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストにデフォルト モードを使用し、通常のテキストに淡色表示モードを使用します。淡色表示モードが指定されていない場合、ランタイム システムは強調表示されたテキストに太字モードを使用し、通常のテキストにデフォルト モードを使用します。LOWLIGHT 句には効果がないため、外観は通常のテキストと同じになります。
例
COBATTR=1 export COBATTR
何らかの方法でランタイム構成可能オプションを調整するランタイム構成ファイルを指定します。
構文
Windows:
SET COBCONFIG=pathname
UNIX:
COBCONFIG=pathname
export COBCONFIG
パラメーター
説明
$COBCONFIG を設定しない場合は、$COBDIR/etc/cobconfig が検索されます。
例
UNIX:
COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig
export COBCONFIG
Windows:
SET COBCONFIG=/home/mydir/cobconfig
値
必要な Micro Focus COBOL システムがインストールされているディレクトリを指定します。COBOL システム コンポーネントおよびユーティリティの多くは、この情報を必要とし、使用します。COBDIR 環境変数が設定されていない場合、COBOL システムは、その環境変数がデフォルトの COBOL システム ディレクトリに設定されているかのように動作します。このデフォルトのディレクトリは、UNIX システムの場合は /opt/microfocus/VisualCOBOL です。
Windows:
SET COBDIR=pathname
UNIX:
COBDIR=pathname
export COBDIR
パラメーター
説明
Micro Focus COBOL システムは通常、デフォルトの COBOL システム ディレクトリにインストールされるため、COBDIR を設定する必要はありません。COBDIR は、同じ COBOL システムの複数のバージョンを同時に使用できる場合などのように、ご使用の COBOL システムが別のディレクトリにインストールされている場合にのみ設定する必要があります。
例
Windows:
SET COBDIR=/home/products/cobse20
UNIX:
COBDIR=/home/products/cobse20
export COBDIR
このように指定すると、Cob ユーティリティは、ディレクトリ /home/products/cobse20 で Micro Focus COBOL システム ソフトウェアを検索します。
接続された端末からランタイム システムに転送されたエスケープ シーケンスを、有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を指定します。値は 0.1 秒単位で指定します。
端末のキーが押されると、端末はそれに応答して、1 字、または文字の集合をランタイム システムに送信します。このような文字の集合の先頭は一般に、エスケープ文字であるため、この文字集合をエスケープ シーケンスと呼びます。ファンクション キーが押された場合は、端末がエスケープ シーケンスを送信します。Esc キーに続いて 1 つ以上の英字または数字のデータ キーが押された場合にも、同じ文字集合が端末から送信されます。ランタイム システムで認識される唯一の違いは、各文字が到着する間隔です。これは、ユーザーがエスケープ シーケンスを入力する速度と、これが端末で生成される速度とは異なるためです。
端末が接続しているネットワークで、文字の集まりが別々のパケットでランタイム システムに送信される場合は、各文字がランタイム システムに到着する間隔がネットワークによって変動する可能性があります。COBKEYTIMEOUT を使用すると、一般的なネットワーク遅延を補正できるため、エスケープ シーケンスがランタイム システムで正しく識別されるようになります。
構文
Windows:
SET COBKEYTIMEOUT=n
UNIX:
COBKEYTIMEOUT=n
export COBKEYTIMEOUT
パラメーター
n 1 から 126 までの数字を指定します。この値で、回線またはネットワーク接続を通して、端末からランタイム システムにエスケープ シーケンスが送信される場合に、そのエスケープ シーケンスを有効なデータとして扱う必要がある最大経過時間を設定します。Esc 文字のみが独立して送られてきた場合は、この文字がランタイム システムに受け取られてから 0.n 秒経過すると、この文字がエスケープ シーケンスの開始を表す文字ではないと判断されます。ランタイム システムでは、端末の通信速度から、n に設定する適切なデフォルト値が計算されます。
例 1:
COBLPFORM 1:3:5:7:9:11:13:15:17:19:21:23
この例では、C01 は 1 に等しく、C02 は 3 に等しくなります。
例 2:
COBLPFORM :3::5: :9
この例では、C01 は 3 に等しく、C02 は 5 に等しく、C03 は 1 に等しく、C04 は 9 に等しくなります。チャネルごとに 1 つの行番号のみを指定できます。
上記の例 2 では、チャネル C05 ~ C12 は未定義です。print 文でチャネル C05 ~ C12 を指定すると、行は 1 行目に出力されます。また、上記の例では、C03 は値が空白で未定義であるため、1 に等しくなります。
WRITE BEFORE/AFTER PAGE 文の出力は常に 1 行目から開始されます。次の行に移動するたびに行番号が 1 つ増加します。現在の行と同じ、またはそれ以前の行への移動を要求すると次のページに移動し、要求に応じた行まで改行が生成されます。
メイン スタックの長さを指定します。
構文
Windows:
SET COBMAINSTACK=n
UNIX:
COBMAINSTACK=n
export COBMAINSTACK
パラメーター
n メイン スタックの長さを表す数値を 1 から nnn の範囲で指定します。
説明
COBMAINSTACK は、次のような場合に、必要に応じて設定します。
マルチスレッド ランタイム システムを使用する場合
多数の ELSE 句を含む IF 文がある場合
構文
COBMODE=mode; export COBMODE
パラメーター
mode = 32 または 64。
例
COBMODE=32; export COBMODE
構文
COBOPT="[set environment-variable=value] [options] ... [cobextn: .ext [.ext] ... ]" export COBOPT
または
COBOPT=[pathname/]filename export COBOPT
行の先頭に、識別子 set または cobextn: のいずれかが指定されていない場合は、その行が options 行として扱われます。
説明
COBOPT には、オプションや、オプションを指定しているファイルへのパスを設定することができます。この環境変数に指定したオプション (または指定したパスにあるファイルに指定されたオプション) で、$COBDIR/etc/cobopt に定義されているシステムのデフォルトのオプションを補足したり、上書きしたりできます。オプションは、複数行で指定できます。すべての行は、「COBOL システム インターフェイス (Cob)」の章で説明されている、ファイル $COBDIR/etc/cobopt と同じ形式で指定する必要があります。
例
COBOPT="CANS85 set COBCPY=$COBDIR/srclib/:$HOME/mylib:" export COBOPT
このように設定すると、ANSI 85 規格の COBOL 構文が有効になり、指定されたパスのリストに COBCPY が設定されます。
COBOPT=temp/options
この設定では、cob オプションが、temp ディレクトリのファイル options に指定されていることを示します。
ランタイム システムで、動的にロード可能な .int ファイル、および .gnt ファイル、または呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。
構文
Windows:
SET COBPATH=pathname[:pathname]...
UNIX:
COBPATH=pathname[:pathname]...
export COBPATH
パラメーター
pathname ランタイム システムで、動的にロード可能なプログラム (.int、および .gnt、または呼び出し可能な共有オブジェクト) ファイルが検索される場合の検索先ディレクトリのリスト (各項目はセミコロン (Windows) またはコロン (UNIX) で区切ります)。pathname を複数指定する場合、空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。
例
Windows:
SET COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib
UNIX:
COBPATH=u:/home/mydir/srclib:otherlib
export COBPATH
標準入力ストリーム (stdin) を介して DISPLAY UPON PRINTER 文からの出力を受信する印刷スプーラーの名前を指定します。
構文
Windows:
SET COBPRINTER=command-line
UNIX:
COBPRINTER=command-line
export COBPRINTER
パラメーター
説明
ユーザーの COBOL プログラムで DISPLAY UPON PRINTER 文が実行されるたびに、新しく command-line が実行されます。実行された各コマンドでは、DISPLAY 文で参照されるデータが受信され、データの最後には、システムにファイルの終わりを示す条件が受信されます。
例
Windows:
SET COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR\spoolfile"
UNIX:
COBPRINTER="myspooler -a $TMPDIR/spoolfile"
export COBPRINTER
使用する UNIX Session Recorder の機能を指定します。
構文
COBSES={option[filename]}... export COBSES
option には次のうちの 1 つまたは複数を使用できます。
これらのフラグはすべて大文字と小文字が区別されます。また、-r フラグは、-f または -p とともに指定することはできません。
構文
Windows:
SET COBSW=[+/-}s...
UNIX:
COBSW=[+/-}s...
export COBSW
設定または設定解除するランタイム スイッチのリスト。
例
Windows:
SET COBSW=+0+D
UNIX:
COBSW=+0+D
export COBSW
このように設定すると、ランタイム スイッチ 0、および ANSI COBOL デバッグ スイッチが有効になります。
COBTERMINFO=pathname[:pathname]... export COBTERMINFO
パラメーター
pathname COBOL アプリケーションに適応する端末の設定が保存されている Terminfo データベースの検索ディレクトリのリスト (各項目はコロンで区切ります)。空の pathname は現在の作業ディレクトリを示します。
説明
COBOL システムは、標準の UNIX 環境変数 TERM の値を、使用している端末の名前として受け取ります。この名前は、Terminfo データベース内の適切な端末情報の検索に使用されます。ランタイム システムでは最初に、COBTERMINFO に指定されているデータベースが検索され、ここで該当する端末情報が見つからない場合は次に、標準の UNIX 環境変数 TERMINFO に指定されているデータベースが検索されます。
COBTERMINFO を設定していない場合は、$COBDIR/terminfo に設定されていると見なして、ランタイム システムが動作します。
COBTERMINFO に最初に指定するディレクトリは、この COBOL システムに提供されている Terminfo データベースが最初に検索されるよう、$COBDIR/terminfo にすることをお勧めします。一般的に使用される端末の場合は、この terminfo に、通常の UNIX システムの Terminfo データベースで使用できるものより多くの設定が含まれ、より COBOL に適したものが含まれています。Animator を使用してデバッグする場合は、COBTERMINFO を $COBDIR/terminfo に設定する必要があります。
COBTERMINFO は、UNIX システム間で互換性がある Terminfo データベースを識別する場合にも使用できます。このようなデータベースは、標準の UNIX データベースと同じ形式ですが、UNIX の処理系に依存するその他の端末情報は含まれていません。多くの UNIX システムの Terminfo データベースには、このような追加情報が含まれているため互換性がありません。COBOL システムでは、このような互換性のない詳細情報は無視されます。
例
COBTERMINFO=$COBDIR/terminfo:/home/mydir/terms export COBTERMINFO
端末の画面、またはウィンドウの列幅を指定します。この変数を指定すると、端末に指定されているデフォルトの値は上書きされます。
構文
COLUMNS=n export COLUMNS
パラメーター
n 端末の画面、またはウィンドウの列幅を、カラムの位置で指定します。
説明
COLUMNS が設定されていないか null である場合は、指定された端末の terminfo エントリに定義されている cols の値がデフォルトで使用されます。また、X 端末を使用している場合には、現在の端末ウィンドウの幅が使用されます。端末タイプは、標準の UNIX 環境変数、TERM を使用して指定されます。
ウィンドウを使用しない環境では、端末の画面領域のサイズを変更できないため、COLUMNS の値を設定する必要はありません。ワイド モードに切り替えられる端末 (通常は 80 から 132 列) には、w で終わる端末名があります。このような端末では自動的にサポートされるため、COLUMNS を設定する必要はありません。
ウィンドウを使用した環境では、ウィンドウ サイズが変更できます。このような環境では、terminfo の cols の値よりも、ウィンドウの最初のサイズが優先して使用されます。ウィンドウ サイズを変更すると、新しいサイズが再読み込みされます。新しいサイズが最初のサイズよりも大きい場合は、超過した列が使用されないことがあります。
ウィンドウの幅を最大まで使用するには、プラットフォームによっては、COLUMNS を、ウィンドウの現在の列幅に設定する必要があります。
実際のウィンドウの幅と合わない COLUMNS の値を使用すると、予期しない結果になります。
例
COLUMNS=100 export COLUMNS
UNIX:
ES_CAS_API=value
export ES_CAS_API
Windows:
SET ES_CAS_API=value
ユーティリティはメッセージをログ記録しようとします。
ES_CONSOLE_LOG=port export ES_CONSOLE_LOG
次の各オプションを単独または組み合わせて指定できます。
UNIX:
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
export ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE
Windows:
ES_ESMAC_DISP_MAX_OVERRIDE=value
UNIX:
ES_JES_SPOOL_ORDER=value
export ES_JES_SPOOL_ORDER
Windows:
ES_JES_SPOOL_ORDER=value
1 - JOBID の降順でリストを表示します。それ以外の値を指定すると、昇順に表示されます。
UNIX:
ES_LEGACY_ECI=value
export ES_LEGACY_ECI
Windows:
ES_LEGACY_ECI=value
UNIX:
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
export ES_MAX_CATALOG_LINES
Windows:
ES_MAX_CATALOG_LINES=number
UNIX:
ES_OTMA_TIMEOUT=seconds
export ES_OTMA_TIMEOUT
Windows:
SET ES_OTMA_TIMEOUT=seconds
構文
UNIX:
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds
export ES_SEP_DORMANT_TIME
Windows:
ES_SEP_DORMANT_TIME=seconds
値
デフォルト
2 秒間のアイドル時間が経過すると、一時 SEP は終了します。
構文
UNIX:
ES_SERVER=name
export ES_SERVER
Windows:
ES_SERVER=name
値
デフォルト
ESDEMO/ESDEMO64
構文
UNIX:
ES_TN2370_FORCE_ALT=value
export ES_TN2370_FORCE_ALT
Windows:
SET ES_TN2370_FORCE_ALT=value
値
デフォルト
デフォルトの画面サイズが使用されます。
構文
UNIX:
ES_TN2370_MODEL_LOG=value
export ES_TN2370_MODEL_LOG
Windows:
SET ES_TN2370_MODEL_LOG=value
値
デフォルト
モデル名はログ記録されません。
構文
UNIX:
ES_USR_DFLT_CICS=user
export ES_USR_DFLT_CICS
Windows:
SET ES_USR_DFLT_CICS=user
値
デフォルト
CICSUSER
構文
UNIX:
ES_USR_DFLT_ESMAC=user
export ES_USR_DFLT_ESMAC
Windows:
SET ES_USR_DFLT_ESMAC=user
値
デフォルト
mfuser
構文
UNIX:
ES_USR_DFLT_JES=user
export ES_USR_DFLT_JES
Windows:
SET ES_USR_DFLT_JES=user
値
デフォルト
JESUSER
構文
UNIX:
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value
export ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC
Windows:
ES_ESM_DISABLE_DFLTUSER_ESMAC=value
値
デフォルト
デフォルトの ESMAC ユーザーは無効になりません。
構文
LANG=language[_territory[.codepage]] export LANG
例
LANG=fr_FR export LANG
構文
LINES=n export LINES
パラメーター
n 端末の画面またはウィンドウの深さを行数で指定します。
説明
LINES が設定されていないか null である場合は、指定された端末の terminfo エントリに定義されている lines 値がデフォルトで使用されます。また、X ウィンドウを使用している場合には、現在の端末ウィンドウの深さが使用されます。端末タイプは、標準の UNIX 環境変数 TERM で指定されます。
ウィンドウを使用しない環境では、端末の画面領域のサイズを変更できないため、LINES の値を設定する必要はありません。
ウィンドウを使用する環境では、ウィンドウ サイズを変更できます。この場合、terminfo の lines 値よりもウィンドウの初期サイズが優先して使用されます。ウィンドウ サイズを変更すると、新しいサイズが再読み込みされます。新しいサイズが初期サイズよりも大きい場合は、超過した行が使用されないことがあります。
ウィンドウの深さを最大まで使用するには、プラットフォームによっては、LINES をウィンドウの現在の深さに設定する必要がある場合があります。
実際のウィンドウの深さと合わない LINES の値を使用すると、予期しない結果になります。
例
LINES=50 export LINES
UNIX システム、cob コマンド、およびランタイム システムで共有ライブラリと呼び出し可能な共有オブジェクトが検索される場合の検索先ディレクトリを指定します。デフォルト以外のディレクトリに製品がインストールされている場合は、すべてのプラットフォーム (LIBPATH を使用する AIX を除く) で $COBDIR/lib を含めるようにこの変数を設定する必要があります。また、アプリケーションによって使用される呼び出し可能な共有オブジェクトを含むディレクトリもこのパスに含まれている必要があります。デフォルトのディレクトリ (/opt/microfocus/EnterpriseDeveloper) に製品がインストールされている場合は、この変数を設定する必要はありません。
構文
LD_LIBRARY_PATH=pathname[:pathname]... export LD_LIBRARY_PATH
pathname 1 つのパス、または コロン (:) で区切られた複数のパスのリスト。
説明
指定するディレクトリの 1 つとして、$COBDIR/lib も指定してください。COBDIR 環境変数に関しては、これ以前で説明しています。
この環境変数は、システムの環境変数です。詳細については、ご使用の UNIX オペレーティング システムのマニュアルを参照してください。
例
LD_LIBRARY_PATH=$COBDIR/lib:/home/mydir/myapp:$LD_LIBRARY_PATH export LD_LIBRARY_PATH
構文
LIBPATH=pathname[:pathname]... export LIBPATH
パラメーター
pathname 共有ライブラリを検索するディレクトリ。
例
LIBPATH=$COBDIR/lib:/lib:/usr/lib
構文
Windows:
SET MAINFRAME_FLOATING_POINT=fpstatus
UNIX:
MAINFRAME_FLOATING_POINT=fpstatus
export MAINFRAME_FLOATING_POINT
パラメーター
fpstatus 浮動小数点データ項目に使用する形式。次のどちらかです。
MAINFRAME_FLOATING_POINT を true 以外に設定した場合は、false に設定した場合と同じことになります。
この環境変数の設定は、NATIVE-FLOATING-POINT 指令によってオーバーライドできます。
構文
Windows:
SET MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC=file-location
UNIX:
MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC=file-location
export MF_SPOOL_ARCHIVE_LOC
値
file-location ファイルの場所。
国別コード (MFCODESET) |
EBCDIC CCSID | 言語 |
---|---|---|
AUTOMATIC
AUTO |
オペレーティング システムのデフォルト - CBL_GET_OS_INFO に基づいて国別コードを設定します | |
DEFAULT | 1 バイト文字セット環境では、0437 (米国) が選択されます。それ以外の場合は、0081 (日本語カタカナ拡張) が選択されます。 | |
0031 | 37、1140 | オランダ語 |
0033 | 297、1147 | フランス語 |
0034 | 284、1145 | スペイン語 |
0039 | 280、1144 | イタリア語 |
0043 | 273、1141 | ドイツ語 (オーストリア) |
0044 | 285、1146 | 英語 (イギリス) |
0045 | 277、1142 | デンマーク語 |
0046 | 278、1143 | スウェーデン語 |
0047 | 277、1142 | ノルウェー語 |
0049 | 273、1141 | ドイツ語 |
0066 | 838 | タイ語拡張 |
0081† | 930 (290、300) | *日本語カタカナ拡張 |
0082 | 933 (833、834) | *韓国語 |
0086 | 13676 (836、837) | *簡体字中国語 |
0351 | 37、1140 | ポルトガル語 |
0358 | 278、1143 | フィンランド語 |
0437 | 37、1140 | 米国 |
0500 | 500、1148 | 国際 (ラテン 1) |
0886 | 937 (37、835) | *繁体字中国語 |
0930† | 930 (290、300) | *日本語カタカナ拡張 |
0939† | 939 (1027、300) | *日本語ラテン拡張 |
9122† | 9122 (290、300) | *日本語カタカナ |
アスタリスク (*) が付いている文字セットは 1 バイト文字と 2 バイト文字混合の変換に対応しています。これらの行の EBCDIC CCSID では、最初に混合バイトの CCSID が示されており、その後に 1 バイトおよび 2 バイトのコード ページ グローバル識別子 (CPGID) がかっこ内に示されています。
かっこ内のその他の EBCDIC CCSID は、該当の国別コードに対する「非ユーロ、ユーロ」を表しています。
Windows 上の DBMS サーバーを使用するデータベース アプリケーションの場合は、上の表を使用してください。
国別コード
(MFCODESET) |
EBCDIC CCSID | 言語 |
---|---|---|
1140 | 37、1140 | オランダ語、英語 (米国)、ポルトガル語 |
1141 | 273、1141 | ドイツ語 (オーストリア)、ドイツ語 |
1142 | 277、1142 | デンマーク語、ノルウェー語 |
1143 | 278、1143 | スウェーデン語、フィンランド語 |
1144 | 280、1144 | イタリア語 |
1145 | 284、1145 | スペイン語 |
1146 | 285、1146 | 英語 (イギリス) |
1147 | 297、1147 | フランス語 |
1148 | 500、1148 | 国際 (ラテン 1) |
A code between 2000 and 9999 (except 9122) corresponds to a user-defined translation table. User-defined tables are created using the Codecomp utility.
If you are not using UK or US language settings, you must also set the codepage in your PC environment settings:
構文
Windows:
SET MFCSCFG=filename
UNIX:
MFCSCFG=filename
export MFCSCFG
パラメーター
filename 構成ファイルの名前。
例
Windows:
SET MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
UNIX:
MFCSCFG=/home/mydir/mfclisrv.cfg
export MFCSCFG
説明
MFCSCFG の値は、コマンド ラインで値が定義されている場合はその値によってオーバーライドされます。どちらの方法でもファイル名が指定されていない場合は、デフォルト名の構成ファイル mfclisrv.cfg が現在のディレクトリ内で検索されます。それでもファイルが見つからない場合は、各構成パラメーターのデフォルト値が使用されます。
構文
Windows:
SET MFLOGDIR=dirname
UNIX:
MFLOGDIR=dirname
export MFLOGDIR
パラメーター
dirname ログ ファイルのディレクトリの名前。
例
Windows:
SET MFLOGDIR=/home/mydir/logs
UNIX:
MFLOGDIR=/home/mydir/logs
export MFLOGDIR
言語環境 (LE) ランタイム オプションの構成ファイルを指定します。
構文
Windows:
SET MFLECONFIG=filename
UNIX:
MFLECONFIG=filename
export MFLECONFIG
パラメーター
filename 使用する LE ランタイム オプションを含むファイル。
ランタイム システムも含むすべての UNIX プログラムで、実行する実行可能プログラムが検索されるディレクトリを指定します。
構文
PATH=pathname[:pathname]... export PATH
パラメーター
pathname 実行可能ファイルを検索するディレクトリ。
例
PATH=$COBDIR/bin:$PATH export PATH
構文
TERM=name export TERM
パラメーター
name terminfo データベース内の端末の名前。
例
TERM=at386 export TERM
ランタイム システムも含むすべての UNIX プログラムで、UNIX システムの Terminfo データベースが検索されるディレクトリを指定します。
構文
TERMINFO=pathname export TERMINFO
パラメーター
pathname UNIX システムの Terminfo データベースが置かれているディレクトリの名前。
説明
UNIX システムの Terminfo データベースは、端末を使用する必要があるすべての UNIX アプリケーションで使用されます。COBOL アプリケーションでは、vi のような一般的な UNIX アプリケーションと比べ、より多く、より高度な端末機能が使用されるため、必要な Terminfo の詳細情報も多くなります。端末の機能のうち、端末の初期化時に設定され、ファンクション キーの使用を制御するような機能は一般に、通常の COBOL アプリケーションで必要な機能と矛盾します。このような場合、COBOL で必要とされるその端末情報を、別の Terminfo データベースに格納し、COBTERMINFO を使用して参照できます。
構文
TMPDIR=pathname export TMPDIR
パラメーター
pathname UNIX アプリケーションの一時作業ファイル用ディレクトリ。一時作業ファイルは、Cob のような COBOL ユーティリティや、ランタイム システムで、SORT などの文が実行された場合に作成されることがあります。ディレクトリを指定しない場合は、システムのデフォルトのディレクトリが使用されます。
説明
ヒープの作成時、または整列時に、ランタイム システムでデータをディスクにページングする必要がある場合は、この環境変数を使用する必要があります。