適切な形式の出口モジュールがあり、「ESF ユーザー出口ファイルの名前」で説明されている正しいファイル名になっていることを確認します。
[Operation] user exit=module base name
module base name の値は、「ESF ユーザー出口ファイルの名前」で定義されている出口モジュールのベース名です。モジュールのパスをプレフィックスとして指定できます。パスを指定しない場合は、製品の bin ディレクトリ (32 ビット Windows)、bin64 ディレクトリ (64 ビット Windows プロセス)、または lib ディレクトリ (UNIX/Linux) にモジュールが配置されている必要があります。キーワードである Operation と user exit では、大文字と小文字は区別されません。ファイル名については、Windows では大文字と小文字が区別されませんが、UNIX および Linux では大文字と小文字が区別されます。
# Enable the "Referential Integrity" user exit [Operation] user exit=saf_refint_exit
最初の行はコメントであり、省略または変更できます。
Enterprise Server には、コマンド ライン セッションまたはスクリプトから ESF の管理タスク (セキュリティ データ リポジトリ内のオブジェクトの追加、削除、変更、およびクエリ) 実行するために使用できる esfadmin というコマンド ライン ユーティリティがあります。Enterprise Server リージョンや MFDS とは異なり、esfadmin では Enterprise Server Administration のセキュリティ攻勢を使用しないため、上記のプロセスで ESF ユーザー出口を構成することはできません。代わりに構成ファイルで指定する必要があります。
[Operation] user exit=saf_refint_exit