ECI のクライアント プログラムおよびサーバー プログラムをデバッグまたは実行、あるいはその両方を行います。
- CTGDEMO Enterprise Server がまだ実行されていることを確認します。
- CTG クライアント/デーモンが実行されていることを確認します。その方法は、実行している CTG のバージョンによって異なるため、関連する IBM のマニュアルを参照することをお勧めします。このデモンストレーションの開発に使用された CTG のバージョンは
8.1.0.1 であるため、ここでは、[スタート > コントロール パネル > システムとセキュリティ > 管理ツール > サービス] から [IBM CICS Transaction Gateway] サービスを手動で開始して、CTG クライアントを Windows サービスとして開始しました。CTG の他のバージョンでは、[スタート > すべてのプログラム > IBM CICS Transaction Gateway > Start Client] から CTG クライアントを起動できます。
- [スタート > すべてのプログラム > IBM CICS Transaction Gateway > CICS Terminal] の順にクリックして、CTG クライアントが動作していることを確認します。 [CICSTERM - CICS 3270 Terminal Emulator] というタイトルのウィンドウが開きます。このウィンドウには、CTGDEMO という単語の前後にいくつかの状態コードが表示される最下行を除き、何も表示されません。CICS 端末を閉じます。
- サーバー エクスプローラーで [ Local[localhost:86]] を展開し、[CTGDEMO] を右クリックして [Associate with project] を選択します。CTGDEMO というソリューション名の左側にチェック マークが表示されていることを確認します。
- COBOL エクスプローラーで [CTGCLI > COBOL Programs > cbcli] を展開し、[eci-call] プログラムの名前をクリックします。次に、[Run > Debug] を選択します。
[eci-call] コンソール アプリケーションが表示されます。次のメッセージを含む空のウィンドウです。Enter the message you want to send to the console (enter only to terminate program)
==>
- プロンプトで次のメッセージを入力します。Hello World ECI!
- このメッセージを Enterprise Server Administration Console で表示するには、次の手順を実行します。
- サーバー エクスプローラーで [Micro Focus Servers] を右クリックし、[Open Administration Page] を選択します。
- CTGDEMO の [Status] 列で [Details] をクリックします。
- [Diagnostics] タブをクリックします。
- [ES Console] タブをクリックします。
- [Refresh] をクリックし、表示されているログ エントリの一番下までスクロールします。
最後のエントリに Hello World ECI! メッセージが表示されます。次に例を示します。41 130109 10413717 4516 CTGDEMO CASOP0000I From (SYSAD,-992,CPMI) Hello World ECI! 10:41:37