MFFTP には次のいずれかの DD 文が必要です。
- INPUT
- JES2 の場合。実際の FTP コマンドとともにネイティブ FTP クライアントに送信されるコマンドを定義します。
- SYSIPT
- VSE の場合。実際の FTP コマンドとともにネイティブ FTP クライアントに送信されるコマンドを定義します。
MFFTP は、もしあれば以下の DD 文を使用します。
- OUTPUT
- MFFTP と FTP クライアントからのメッセージなどを含む、すべての出力の任意の宛先を指定します。
- SYSPRINT
- OUTPUT DD 文の代替として使用して、任意の出力先を定義できます。
- SYSFTPD
- メインフレームと同様です。LOCSITE コマンドに記述されたキーワード値のみサポートされています。
- NETRC
- メインフレームと同様です。このファイルまたはインストリーム データには、ログインおよび初期化情報が含まれます。これは、JCL ジョブ カードでログイン詳細を非表示にするために使用されます。
- ENVVAR
- これを使用して、制御変数のほとんどをコーディングします (1 行あたり 1 つ)。これは、FTP.DATA データセットの値などによってグローバル レベルで設定された値をオーバーライドします。
注: これは特に、MFFTP_KEEP 変数がシステム レベルで N に設定されている場合に、その変数を Y に設定して問題を解決する必要がある場合に有用です。
注: OUTPUT および
SYSPRINT がどちらもない場合は、
SYSOUT ファイルが動的に割り当てられ、メッセージを表示します。また、コンソールにもそのメッセージを表示します。
OUTPUT および SYSPRINT のデフォルト レコード長は、133 文字です。それぞれ、MFFTP_OUTPUT_LRECL 変数および MFFTP_SYSPRINT_LRECL 変数で上書きできます。これらの変数に設定できる数値は最大で 512 です。