COBOL JVM プロジェクトの Maven

本セクションでは、COBOL JVM および COBOL JVM 単体テスト プロジェクトを Maven ライフサイクルに組み込む方法について説明します。

これらのプロジェクトは、Eclipse 用の公式 Maven プラグインである M2Eclipse を利用します。このプラグインにより、IDE 内から Maven ライフサイクルと緊密に統合できます。プロジェクトは Maven ネイチャーを想定しており、現在のプロジェクト設定から入手できる依存関係に関して、POM ファイルの生成を部分的に自動化します。

新規 Maven プロジェクトには、Micro Focus は、2 つのアーキタイプを提供しています。COBOL JVM プロジェクト用の microfocus-coboljvm-archetype、および COBOL JVM 単体テスト プロジェクト用の microfocus-coboljvm-mfunit-archetype です。これらのプロジェクトは、他の従来の JVM COBOL プロジェクトまたは JVM COBOL 単体テスト プロジェクトと同じようにビルドできますが、現在では Maven 用にビルドすることも可能です。M2Eclipse プラグインを使用して、COBOL 出力を Maven アーティファクトとしてビルドおよびパッケージ化し、Maven リポジトリを管理できます。

これらのアーキタイプには、ライフサイクルに組み込むことができる複数の Micro Focus 固有のゴールが含まれています。Micro Focus 関連の Maven ゴールを参照してください。

また、[Convert to Maven Project] オプションを使用しても、既存の COBOL JVM プロジェクトおよび COBOL JVM 単体テスト プロジェクトを Maven ベースできます。

Maven ベースのプロジェクトには、Maven の中心となる pom.xml ファイルが含まれています。Micro Focus プロジェクトを Maven ベースにする際、これらの COBOL プロジェクトをビルド時に Maven ライフサイクルに組み込むために、Micro Focus 固有のゴールが POM に追加されます。Maven ライフサイクルの詳細については、「Maven Getting Started Guide」を参照してください。