データベース プロバイダー固有のオプション

次のセクションでは、Micro Focus データベース ファイル ハンドラーを使用するときに利用できるデータベース固有のオプションについて詳しく説明します。これらのオプションは、dbfhconfig コマンド ライン ユーティリティを使用してデータベース構成ファイルで設定します。

Oracle 固有のオプション

オプション 説明 構成ファイルのエントリの例
connpool.max=<n> OCI 接続プールが有効な場合に、接続プールで開くことができる接続の最大数を指定します。デフォルトは 5 です。詳細については、Oracle のドキュメントの「Session Pooling and Connection Pooling in OCI」を参照してください。 <dsn name="ORA.VSAM" type="datastore" dsname="VSAM" dbname="MYDB" connect="myuser/mypassword@MYDB"userid="myuser" dboptions="connpool.use=true, connpool.max=5, connpool.timeout=30"/>
connpool.timeout=<n> OCI プールのアイドル状態の接続をタイムアウトにするまでの時間を秒単位で指定します。この属性が設定されていないか 0 に設定されている場合、接続はタイムアウトしません。デフォルトは 0 です。詳細については、Oracle のドキュメントの「Session Pooling and Connection Pooling in OCI」を参照してください。 <dsn name="ORA.VSAM" type="datastore" dsname="VSAM" dbname="MYDB" connect="myuser/mypassword@MYDB"userid="myuser" dboptions="connpool.use=true, connpool.max=5, connpool.timeout=30"/>
connpool.use="true|false" OCI 接続プールを有効にするかどうかを指定します。OCI 接続プールも OCI セッション プールも有効化されていない場合、デフォルトの MFDBFH 接続キャッシュが使用されます。デフォルトは false です。詳細については、Oracle のドキュメントの「Session Pooling and Connection Pooling in OCI」を参照してください。 <dsn name="ORA.VSAM" type="datastore" dsname="VSAM" dbname="MYDB" connect="myuser/mypassword@MYDB"userid="myuser" dboptions="connpool.use=true, connpool.max=5, connpool.timeout=30"/>
sesspool.max=<n> OCI セッション プールが有効な場合に、セッション プールで開くことができるセッションの最大数を指定します。デフォルトは 5 です。詳細については、Oracle のドキュメントの「Session Pooling and Connection Pooling in OCI」を参照してください。 <dsn name="ORA.VSAM" type="datastore" dsname="VSAM" dbname="MYDB" connect="myuser/mypassword@MYDB"userid="myuser" dboptions="sesspool.use=true, sesspool.max=15"/>
sesspool.use="true|false" OCI セッション プールを有効にするかどうかを指定します。OCI 接続プールも OCI セッション プールも有効化されていない場合、デフォルトの MFDBFH 接続キャッシュが使用されます。デフォルトは false です。詳細については、Oracle のドキュメントの「Session Pooling and Connection Pooling in OCI」を参照してください。 <dsn name="ORA.VSAM" type="datastore" dsname="VSAM" dbname="MYDB" connect="myuser/mypassword@MYDB"userid="myuser" dboptions="sesspool.use=true, sesspool.max=15"/>

次の例は、dbfhconfig コマンドを使用してこれらのオプションの一部を設定する方法を示しています。

dbfhconfig -add -server:MYSRV -dsn:ORA.DATS -type:datastore -name:VSAM -dbopts:"connpool.timeout=120"