日付と時刻の形式

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関数 FORMATTED-CURRENT-DATE、FORMATTED-DATE、FORMATTED-TIME、および FORMATTED-DATETIME の形式定数の引数は、関数の結果である日付または時刻の値の形式を示す。関数の結果の型は、形式定数と同じ英数字、各国文字、または UTF-8 のいずれかとなる。

関数 INTEGER-OF-FORMATTED-DATE、SECONDS-FROM-FORMATTED-TIME、および TEST-FORMATTED-DATETIME の形式定数は、関数の 2 番目の引数として指定された日付または時刻の値の形式を示す。

許容される形式文字列を以下に示す。形式に関連付けられたデータで許容される値の範囲など、形式定数の各項目の詳細については、「値の意味と制限」セクションを参照。

整数日付形式

整数日付形式の値は、グレゴリオ暦の 1601 年 1 月 1 日以降の通算日数を表す正の整数とする。この値は 0 よりも大きく、FUNCTION INTEGER-OF-DATE (99991231) の値 (3,067,671) 以下とする。

注: 整数日付関数の起算日は、INTDATE コンパイラ指令によって変わることがある。

標準日付形式

標準日付形式の値は、YYYYMMDD の形式の整数とする。この値は (YYYY * 10,000) + (MM * 100) + DD として計算される。

  • YYYY はグレゴリオ暦の暦年を表す。これは [1601, 9999] の範囲の整数とする。
  • MM は月を表す。これは [01, 12] の範囲の整数とする。
  • DD は日を表す。これは [01, 31] の範囲の整数とする。ただし、指定した年月の組み合わせに対して有効な日数とする。

ユリウス暦形式

ユリウス暦形式の値は、YYYYDDD の形式の整数とする。この値は (YYYY * 1000) + DDD として計算される。

  • YYYY はグレゴリオ暦の暦年を表す。これは [1601, 9999] の範囲の整数とする。
  • DDD は日付を表す。これは [1, 366] の範囲の正の整数とする。ただし、指定した年に対して有効な日数とする。

UTC オフセット値

UTC オフセット値は、UTC (協定世界時) からのオフセットを分単位で表す整数表現とする。この値は -1439 以上 1439 以下とする。

注: オフセット値 1439 は、1 日より 1 分短い 23 時間 59 分を表す。

標準の数値時刻形式

標準の数値時刻形式の値は、深夜 0 時から経過した秒数を表す数値とする。この値は 0 以上 86,400 未満とする。

日付と時刻の形式

関数 FORMATTED-CURRENT-DATE、FORMATTED-DATE、FORMATTED-TIME、および FORMATTED-DATETIME の形式定数の引数は、関数の結果である日付または時刻の値の形式を示す。関数の結果の型は、形式定数と同じ英数字、各国文字、または UTF-8 のいずれかとなる。

関数 INTEGER-OF-FORMATTED-DATE、SECONDS-FROM-FORMATTED-TIME、および TEST-FORMATTED-DATETIME の形式定数は、関数の 2 番目の引数として指定された日付または時刻の値の形式を示す。

許容される形式文字列を以下に示す。形式に関連付けられたデータで許容される値の範囲など、形式定数の各項目の詳細については、「値の意味と制限」を参照。

日付形式 形式定数
基本暦日付 YYYYMMDD
拡張暦日付 YYYY-MM-DD
基本年間通算日 YYYYDDD
拡張年間通算日 YYYY-DDD
基本暦週日付 YYYYWwwD
拡張暦週日付 YYYY-Www-D

整数秒時刻形式

整数秒時刻形式 形式定数
基本現地時間 hhmmss
拡張現地時間 hh:mm:ss
基本協定世界時 (UTC) hhmmssZ
拡張 UTC 時間 hh:mm:ssZ
基本オフセット時間 hhmmss+hhmm
拡張オフセット時間 hh:mm:ss+hh:mm

端数秒時刻形式

端数秒時刻形式 形式定数
基本現地時間 hhmmss.ssss
拡張現地時間 hh:mm:ss.ssss
基本協定世界時 (UTC) hhmmss.ssssZ
拡張 UTC 時間 hh:mm:ss.ssssZ
基本オフセット時間 hhmmss.ssss+hhmm
拡張オフセット時間 hh:mm:ss.ssss+hh:mm
注: ピリオドは小数点記号として使用され、ピリオドの後の 4 つの文字「s」が値の記述に使用される。これらの形式で小数点記号の後に指定できる文字「s」の数は 1 つから 9 つまでとなる。

日付と時刻を組み合わせた形式

日付と時刻の形式を大文字の T で連結して組み合わせることができる。形式に関連付けられたデータにおいて、この文字も同じ場所に表示される。

基本日付形式は基本時刻形式とのみ組み合わせることができ、拡張日付形式は拡張時刻形式とのみ組み合わせることができる。2 つ種類を混在させることはできない。

値の意味と制限

許容される日付と時刻の形式について、その意味と制限を以下に示す。

形式 意味と制限
YYYY 年、1601-9999
MM 月、01-12
DD 日、01-{28|29|30|31} (月の項目に依存)
DDD 年間通算日形式の日、001-365|366
ww 暦週、01-53
D 曜日、1-7
W
-
hh 時間、00-23
mm 分、00-59
ss 秒、00-59
.s 端数秒。常に「.」が前に付き、「s」の数は 1-9
+|-hh:mm UTC オフセット時間 (拡張時間のみ)。オフセットの調整ではプラス (プレフィックス「+」) とマイナス (プレフィックス「-」) を選択できる。

プレフィックス 0 (ゼロ) は、システムで UTC のオフセットを利用できないことを示す。

Z UTC 時間標識