PL/I テスト カバレッジ データに関するレポートを作成するには、tcpli ユーティリティを使用します。
tcpli を引数なしで実行すると、現在の pli.tci ファイルにテスト カバレッジ情報が含まれているモジュールのリストが表示されます。モジュールは、対応する .stb デバッグ情報ファイルの名前で識別されます。
tcpli myprog.stb を実行すると、myprog プログラムまたはモジュールのテスト カバレッジ レポートが表示されます。このレポートは、myprog プログラムのソース ファイルのリストで構成されており、各行の先頭に、その行のコードが実行された回数が追加されています。実行可能コードを含まない行の先頭には「---」が追加されます。次に例を示します。
$ tcpli myprog.stb Source file myprog.pli --- foo: proc options(main); --- dcl x fixed bin(31) init(0); 1 display(x); 1 do until (x = 10); 10 x = x + 1; 10 display(x); 10 end; 1 end;
プログラムに %INCLUDE ファイルが含まれている場合、それらのファイルは、実行可能コードが含まれている場合にのみレポートのリストに含まれます。