リモート ジョブ ステップ実行 (RJSE) 機能を使用すると、ジョブの 1 つまたは複数のステップをリモートの z/OS ホストで実行できます。必要なファイルが必要に応じて自動的にアップロードおよびダウンロードされ、すべてのステップをローカルに実行した場合と同じように最終結果が得られます。
RJSE を使用しない場合は、ジョブ ステップに必要なリソースがリモート ロケーションでのみ使用可能な場合に、そのジョブ ステップをリモートで実行する必要があります。この機能の対象となるのは、次の 1 つまたはすべてのリソースです。
- 1 つ以上の プログラム (該当のステップで実行される、ローカルには用意されていないプログラムや、ローカルにあっても必要な関数が提供されていないプログラムを含む)
- 特殊なサブシステム
- 専用パッケージ
- 特定のデバイス (プリンターなど)
- データ (次のようなデータを含む)
- サイズが大きすぎて移動できないもの
- 頻繁にアクセスされるもの
- 独自の形式で保存されたもの (たとえば HISAM データベース)
- 特殊なデバイス上にあるもの