MFJAMS は、IDCAMS メインフレーム ユーティリティの主な機能をエミュレートします。
注: サポートのレベルは、本セクションで示されている機能に限定されます。本セクションに記載されていないコマンドおよびパラメーターについては、解析されて単に無視される場合もありますが、アプリケーションが失敗する原因となる場合もあります。
このエミュレーションでは、VSAM キー順データ セット (Key-Sequenced Data Sets; KSDS)、入力順データ セット (Entry-Sequenced Data Sets; ESDS)、および相対レコード データ セット
(Relative-Record Data Sets; RRDS) に対する次の管理サービスが提供されます。
- ALTER - VSAM データ セットの属性を変更します。
- CANCEL - IDCAMS コマンド ストリームの処理を終了します。
- DEFINE ALIAS - データセットの ALIAS またはシンボリック ALIAS を作成します。
- DEFINE ALTERNATEINDEX - VSAM データ セットの代替索引を定義します。
- DEFINE CLUSTER - 新しい VSAM データ セットを定義します。
- DEFINE PATH - パス データ セットをサポートします。
- DELETE - データ セットを削除します。
- DO-END - IF-THEN-ELSE とともに使用されて、複数のコマンドを条件付きで処理します。
- IF-THEN-ELSE - DO-END コマンド シーケンスと併用された場合に、コマンドまたはコマンドのグループを条件付きで実行します。
- LISTCAT - カタログ エントリをリストします。
- PRINT - データ セットを印刷します。
- REPRO - データ セットをコピーします。
- SET - 条件コードを変更します。
- VERIFY - VSAM データ セットを検証します。
これらのサービスの一部は、順編成データ セット、区分データ セット、および世代別データ グループに使用できます。これらのコマンドの省略形およびパラメーターは、メインフレーム上で有効なものであれば、すべて MFJAMS によってサポートされます。
MFJAMS は、JCL ジョブストリームまたは REXX exec によって実行できます。
VSAM アクセス方式サービスの詳細については、IBM のマニュアル『DFSMS/MVS Access Method Services for VSAM』(SC26-4905) を参照してください。