CALL 文には、呼び出しの指定を誤ると一般保護違反が生じる可能性のある領域が多数あります。CALL 文によって一般保護違反が生じる疑いがある場合は、次の点を確認してください。
- 呼び出し元のプログラムのパラメーターの数、サイズ、および使用方法は、呼び出し先のプログラムと一致する必要があります。
- 呼び出し元のプログラムの REFERENCE 句、CONTENT 句、および VALUE 句は、呼び出し先のプログラムのパラメーター定義と一致する必要があります。これらの要素の管理は、呼び出し側と呼び出し先のプログラムのどちらかが COBOL
でない場合、より困難になります。結果的に保護違反が生じる可能性も高くなります。非 COBOL プログラムを含むアプリケーションを開発する際は、非 COBOL プログラム内の呼び出しを COBOL 標準形式に従わせるか、または COBOL プログラム内の呼び出しを
(CALL-CONVENTION 句を使用して) 非 COBOL プログラムの言語の呼び出し規則に従わせる必要があります。呼び出しインターフェイスの不整合による影響は、一致していないパラメーターでやり取りされるデータや、使用する呼び出し規則によって大幅に異なります。