COBCH1101 - COBCH1120
COBCH1101 から COBCH1120 までの構文チェック エラー メッセージの一覧を示します。
COBCH1101 終止符と終止符の間に COBOL 文がない
終止符 (ピリオド) の直後にもう 1 つ終止符があります。これは COBOL 構文の規則に違反しませんが、プログラムに誤りがある可能性を示します。たとえば、ここにソース コードが 1 行欠けている可能性があります。
COBCH1102 原始文が空白行である。この行を無視する
7 桁めにハイフンが配置されていますが、行の残りの部分に他のコードが含まれていません。正しく継続するには、次の行にも 7 桁めにハイフンを入れる必要があります。
COBCH1103 一連番号の順番を誤っている。または番号がない
COBCH1104 ファイル節に 77 レベル項目がある。01 レベルとして処理する
ファイル節でデータ項目に 77 レベルを割り当てていますが、これは COBOL 構文の規則に違反しています。COBOL システムでは、このデータ項目を 01 レベルの項目としてコーディングされたものとみなして、そのように処理します。
COBCH1105 CORRESPONDING 項目がない。この文を無効とする
COBOL システムでは、CORRESPONDING 句に対して一致するデータ項目が検出されないため、この文に対する中間コードが生成されません。
COBCH1106 BY の作用対象にゼロが指定されている。記述どおり処理する
動詞「PERFORM」に BY 作用対象が使用されましたが、増分値として指定されている値はゼロです。COBOL システムはこの文を実行するコードを生成しますが、値は増分されせん。
COBCH1107 命令文が COMP 形式を超えている
作成した COMP サブセット コードを、より効率的に実行するように作成し直すことができます。
COBCH1108 符号付き数字と集団項目を比較している。英数字項目の比較として処理する
符号付き数値フィールドが集団項目と比較されるように、コードが作成されています。COBOL システムでは、符号付き数値フィールドが、比較のために英数字フィールドとして扱われます。符号付き数値フィールドを基本項目と比較しても問題はありません。
COBCH1109 WITH DEBUGGING MODE が指定されていない。この節を無視する
プログラムには、手続き部の宣言の節に USE FOR DEBUGGING 文がありますが、翻訳用計算機段落には WITH DEBUGGING MODE 句がありません。COBOL システムでは、この節のすべてのコードが無視されます。
COBCH1110 最初の定数が 2 番目の定数より大きい。記述どおり処理する
ALPHABET 句の最初の定数に指定された値が、2 番目の定数の値よりも大きい値になっています (「P THRU D」など)。COBOL システムは、これを記述どおりに受け取ります。つまり、文字を反対の順序で処理します。
COBCH1111 区域外書き出しである。記述どおり処理する
テーブルの末尾を越えた項目にアクセスしようとしました。COBOL システムでは、テーブルの末尾を越えてコードの該当行にアクセスするためのコードを生成しますが、これは不正確な結果になります。
COBCH1112 標準にない機能を強制実行する適合性指令である
COBCH1113 無条件文がない - CONTINUE とみなす
プログラムに条件文が含まれていますが、その後に無条件文が続いていません。COBOL システムではコードが実行されますが、その結果が不正確になる可能性があります。
COBCH1114 句を注記として扱う
複数の外部ファイル参照を SELECT ...ASSIGN 句に割り当てています。COBOL システムでは、最初の外部ファイル参照を受け入れますが、その句にある残りの外部ファイル参照をすべて注記として扱います。
COBCH1115 SAME AREA を SAME RECORD AREA として扱う
DG Interactive COBOL から COBOL に変換されたプログラムを使用しており、そのプログラムに SAME AREA 句が含まれています。COBOL システムは、これを SAME RECORD AREA 句とみなします。
COBCH1116 ACCEPT の修飾語を表示だけの項目に使用している - 修飾語を無視する
DISPLAY 専用フィールドに使用されている修飾語、または DISPLAY 文で使用されている修飾語は、ACCEPT でのみ使用できます。これは無視されます。
COBCH1117 浮動挿入とゼロ抑制の両方を指定している - 浮動挿入として扱う
たとえば、PIC ++Z.ZZ は PIC +++.++ として扱われます。
COBCH1118 指標名が異なる表に属している - 予期しない動作のおそれがある
表項目に添え字を付けるために使用されている指標が、この表の INDEX BY 句で使用されているものと異なります。そのため、予期しない結果が生じる場合があります。
COBCH1119 レコード サイズ (<サイズ 1>) < FD 記述項で指定した最小サイズ (<サイズ 2>)
FD 句に続くレコードの定義が、この FD 句の RECORD CONTAINS で指定した最小サイズよりも小さくなっています。
COBCH1120 レコード サイズ (<サイズ 1>) > FD 記述項で指定した最大サイズ (<サイズ 2>)
FD 句に続くレコードの定義が、この FD 句の RECORD CONTAINS で指定した最大サイズよりも大きくなっています。
上位ヘルプ:
メッセージ COBCH1101 から COBCH1200