COBOL ソース要素では、手続き部の文で、データ項目を明示的または暗黙的に参照できる。明示参照が行われるのは、手続き部の文に参照対象の項目の名前を記述する場合、または参照対象の項目の名前が、COPY 文、
REPLACE 文、
-INC 文、または ++INCLUDE 文
の処理により手続き部に複写される場合である。暗黙参照は、手続き部の文に参照対象の項目の名前を記述せずにデータ項目を参照する場合に行われる。
また、暗黙参照は PERFORM 文を実行する際にも行われる。これは、PERFORM 文に関連付けられた制御メカニズムが、VARYING 句、AFTER 句、または UNTIL 句で指定された指標名または一意名によって参照される指標またはデータ項目を、初期化、変更、または評価する場合である。このような暗黙参照は、データ項目が文の実行に関わる場合にのみ行われる。