RECORD 句は、固定長レコード内の文字位置数、または可変長レコード内の文字位置の範囲を指定する。可変長レコードの場合は、この句で文字位置の最小数および最大数を指定する。
本セクションを通じて使用する固定形式のファイルおよび可変形式のファイルの概念は、行順編成ファイルには直接的には該当しない。COBOL 実装での行順編成ファイルの使用の詳細については、ファイル処理に関する COBOL システムのドキュメントを参照。
RECORD CONTAINS 句は、標準 COBOL 定義に含まれるが、X/Open の COBOL 言語定義では明示的に除外されている。したがって、X/Open の COBOL 準拠のソース プログラムでは使用するべきではない。
書き込み対象の論理レコード内の文字位置数が integer-2 よりも少ない、または integer-3 よりも多い場合、出力文は失敗し、関連付けた入出力状態に、その条件の原因を示す値が設定される。ただし、RELEASE 文の実行中は除く。