桁あふれ条件が発生すると、桁あふれの影響を受ける結果の一意名の値は変更されない。桁あふれ条件が発生しなかった結果の一意名の値は、この処理の実行中に他の結果の一意名で発生する桁あふれ条件の影響を受けることはない。この処理が完了すると、ON SIZE ERROR 指定内の無条件文が実行される。
CORRESPONDING 指定を伴う ADD 文および SUBTRACT 文については、個々の処理で桁あふれ条件が発生しても、その時点では ON SIZE ERROR 指定内の無条件文は実行されず、個々の加算または減算がすべて終了した後に実行される。
桁あふれ条件が発生すると、ON SIZE ERROR 指定の有無にかかわらず、NOT ON SIZE ERROR 指定は無視される。
ON SIZE ERROR 指定および NOT ON SIZE ERROR 指定の両方を指定し、実行された方の指定内に制御を明示的に移す文が含まれていない場合、その指定の実行完了時に、必要に応じてその算術文の末尾に制御が暗黙的に移される。