ROUNDTOEVEN 関数

目的

n で指定された桁で最も近い偶数に丸めた x の値を返します。

ROUNDTOEVEN(x,n)

x: 丸める FIXED DECIMAL または FLOAT DFP の式。x が負の値である場合、最も近い偶数の値に丸められ、符号が保持されます。
n: 丸めが行われる桁。必要に応じて符号を付けることができます。

ROUNDTOEVEN は、0.5 で終わる数値を最も近い偶数に丸めます。たとえば、99.5 と 100.5 はどちらも 100 に丸められ、-99.5 と -100.5 は -100 に丸められます。

0.5 で終わらない数値の場合、ROUNDTOEVEN は ROUNDAWAYFROMZERO と同等です。たとえば、100.6 は 101 に丸められ、100.4 は 100 に丸められます。

ROUNDTOEVEN は FLOAT DFP でのみサポートされます。