DEFINE TCPIPSERVICE

TCP/IP サービス用の内部 CICS インターフェイスを定義します。
キーワード 説明
TCpipservice(name) TCP/IP サービス レコードの名前。最大 8 文字の長さに指定できます。使用可能な文字は、A から Z まで、0 から 9 まで、$、@、および # です。
Group(groupname) 接続定義が属するグループの名前を指定します。この設定は必須です。groupname は、最大 8 文字の長さに指定できます。使用可能な文字は、A から Z まで、0 から 9 まで、$、@、および # です。Mainframe Subsystem Support (MSS) では DFH というプレフィックスをシステム グループに使用するため、DFH で始まるグループ名は指定しないでください。
Description(text) バンドルについて説明します。この設定は省略可能です。text は、最大 60 文字の長さに指定できます。制限はありませんが、左かっこを使用する場合は、それに対応する右かっこがあることを確認する必要があります。
AUthenticate (NO|AUTOMATIC|BASIC|AUTOREGISTER|CERTIFICATE) 使用する認証および識別方式。
CErtificate(tabel) SSL ハンドシェイクに使用する証明書。
CIphers(value) インバウンド メッセージを暗号化する際に使用されます。
Host (ANY|DEFAULT|name) CICS が着信接続をリッスンする IPv4 または IPv6 アドレスかホスト名。これは、Ipaddress 属性よりも優先されます。
Ipaddress (ANY|INADDR_ANY|address) CICS が着信接続をリッスンする IPv4。
Maxdatalen(value) CICS が受信できるデータの最大長。デフォルトは 32 です。
POrtnumber(value) CICS が着信クライアント要求をリッスンするポート。
PROtocol (HTTP|USER) 使用されるアプリケーション レベルのプロトコル。
Realmr(string) HTTP 基本認証に使用するレルム。
SOCketclose (NO|hhmmss) 一定の時間の経過後に CICS でソケットを閉じるかどうか。
STAtus (OPEN|CLOSED) インストール後に CICS でこのサービスをリッスンするかどうかを指定します。
SSL(NO|YES|CLIENTAUTH) サービスが SSL を使用するかどうか。
TRansaction (name) 受信した新しい要求を処理する CICS トランザクションの ID。デフォルトは、PROTOCOL(HTTP) の場合は CWXN、PROTOCOL(USER) の場合は CWXU です。
Urm (name) このサービスで呼び出すユーザーが交換可能なプログラム。デフォルトは DFHWBAAX です。

DEFINE TCPIPSERVICE(SAMPTCP) GROUP(SAMPGRP)
DESCRIPTION(Sample SSL TCPIPSERVICE)
       HOST(ANY) IPADDRESS(INADDR_ANY) PORTNUMBER(5663) SOCKETCLOSE(NO)
       MAXDATALEN(32) STATUS(OPEN) TRANSACTION(CWXN) PROTOCOL(HTTP)
       AUTHENTICATE(AUTOMATIC) SSL(CLIENTAUTH) CERTIFICATE(localhost)
       CIPHERS(050435363738392F303132330A1613100D0915120F0C03060201)
       REALM(SSL AUTOMATIC please logon) MAXDATALEN(32) URM(DFHWBAAX)