この段階的な説明では、Fileshare サーバーはエンタープライズ サーバーと同じマシンで実行するとします。Fileshare ディレクトリとして使用するディレクトリを作成し、そのディレクトリ内に、アプリケーションが作成およびアクセスするユーザー ファイルを格納するサブディレクトリを作成します。
作成したディレクトリに移動し、次のように入力します。
start fs /s server1
トレースは、コンソール ウィンドウおよび、Fileshare ディレクトリの fsscreen.lst というファイルに書き込まれます。通常、fsscreen.lst は Fileshare サーバーを起動する前に削除してください。削除しない場合、新しいトレース出力は、現在ファイル内にあるすべての内容に連結されるため、問題を追跡する際に混乱が生じる可能性があります。
これで、server1 という Fileshare サーバーが起動します。
次に示すように、Fileshare コンソール ウィンドウが表示されます。
この時点で ESCWA Administration のホーム ページを表示できる場合、SERVER1 のエントリが表示されていることがわかります。これは、Fileshare が Micro Focus の共通通信インターフェイス (CCI) を使用して実装されるためで、Fileshare サーバーが CCI サーバーの例です。ESCWA には、CCI サーバーとエンタープライズ サーバーが表示されます。