すべてのオプション変更メニューまたは個別オプション変更メニューから変更できる、すべての ACCEPT/DISPLAY オプションのリストを次に示します。各オプションの番号は、すべてのオプション変更と個別オプション変更メニューによって表示される番号です。
ユーザー ファンクション キーを有効化または無効化できるようにします。これらは、通常、キーボード上のファンクション キーです。次のいずれかを選択できます。
ACCEPT 操作の入力中に使用できる文字を指定できます。必要な次のオプション番号を入力するように求められます。
1 | 0 から 127 の ASCII コード文字を許可する。 |
2 | 0 から 255 の ASCII コード文字を許可する。 |
3 | 32 から 127 の ASCII コード文字を許可する。 |
4 | 32 から 255 の ASCII コード文字を許可する。これはデフォルトの設定です。 |
1 または 2 のオプションを使用して、0 から 31 の範囲内の文字を使用可能にする場合は、まだフィールドにこれらの文字の一部を入力できないことがあります。これは、これらの文字の一部がファンクション キーまたは矢印キーによって生成されるキー シーケンスの始まりを形成することがあるためです。これらのキーが有効である場合は、データ キーよりも優先されます。
画面節項目の ACCEPT 操作中、または PROMPT 句を指定する ACCEPT 操作中に、フィールドの空の部分に表示される文字を指定できます。システムは、まだデータを入力していないフィールドのすべての部分に選択された文字を表示します。選択された文字は、フィールドの範囲を示すためにも役立ちます。
このプロンプト文字は、PIC G および PIC N を除くすべての PICTURE の種類に使用されます。
画面節項目の ACCEPT 操作中、または PROMPT 句を指定する ACCEPT 操作中に、PIC G フィールドの空の部分に表示される文字を指定できます。
ACCEPT 文の前に自動的にデータ フィールドの内容が表示されるようにしたいかどうかを指定できます。ACCEPT 文の前にデータ フィールドの自動表示を指定しない場合は、画面はそのままです。次のオプションを選択できます。
1 | カーソルが数字編集フィールドに移動したときに、数字編集を使用して、それらのフィールドの事前表示ができます。他の事前表示は発生しません。 |
2 | カーソルが数字フィールドに移動すると有効になる数字編集を使用して、すべての数字フィールドを事前表示できます。他の事前表示は発生しません。 |
3 | フィールドがデータを取り込む直前にすべてのフィールドの事前表示ができます。 |
4 | データ エントリが許可される前にすべてのフィールドを事前表示します。これはデフォルトの設定です。 |
カーソルの動作方法、および SECURE フィールドへの ACCEPT 中のフィールドの外観を指定できます。指定できるオプションは、次のとおりです。
1 | 各文字を入力するときは画面上に文字は表示されませんが、カーソルは次の文字の位置に進みます。これはデフォルトの設定です。 |
2 | 各文字が入力されるたびにアスタリスク (*) が表示され、カーソルが次の文字の位置に進みます。 |
3 | 各文字が入力されるたびに空白文字が表示され、カーソルが次の文字の位置に進みます。 |
現在のフィールドが埋まった後に、カーソルが自動的に次のフィールドに移動するかどうかを指定します。これは、1 つの ACCEPT 文内にある複数データ フィールドにのみ適用されます。使用できるオプションは、次のとおりです。
1 | 自動スキップは無効です。次のフィールドに移動するには、Tab キーとして設定されたキーを押すか、または、矢印キー (← キー以外) を使用する必要があります。 |
2 | 自動スキップは有効です。現在のフィールドが埋まった後に、カーソルを動かしたり、文字キーを押したりすると、次のフィールドにカーソルが移動します。これはデフォルトの設定です。 |
このオプションは、画面節項目の ACCEPT 操作に影響を与えません。これらの操作では、自動スキップはデフォルトでオフになっています。ソース プログラムに AUTO 句を指定し、自動スキップをオンにできます。詳細については、「AUTO 句」を参照してください。
ACCEPT 操作を終了できます。ACCEPT 操作を終了させるには、次のオプションを指定できます。
1 | 「ACCEPT の終了」キーを押します。これはデフォルトの設定です。 |
2 | カーソルが ACCEPT 操作の最後のフィールドに達したときに、「次フィールド」キーを押します。 |
3 | フィールド間の自動スキップが有効になっている場合は、ACCEPT 操作の最後の使用可能な文字位置でデータ文字を入力するか、または、再入力します。 |
このオプションは、正常終了のみ制御されます。ファンクション キーが有効になっている場合は、ファンクション キーも ACCEPT 操作を終了させます。
ACCEPT がファンクション キーを使用して終了するときに、妥当性検査用の句が満たされる必要があるかどうかを指定できます。次のどちらかを選択できます。
1 | 妥当性検査を行いません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | 現在のフィールドについて、通常の妥当性検査基準が満たされる必要があります。 |
フィールドを埋めた後のデータ入力時に、カーソルにどのような動作をさせたいかを指定できます。次のオプションから 1 つを選択できます。
1 | カーソルがフィールドの末尾を越えて移動し、上書きが拒否されます。 |
2 | カーソルはフィールドの末尾に留まったままで、上書きが拒否されます。 |
3 | カーソルはフィールドの末尾に留まったままで、上書きが可能です。これはデフォルトの設定です。 |
フィールドの末尾から出たときに、オーバーフロー バッファーにデータが保存されるかどうかを指定できます。次のオプションがあります。
1 | 末尾から出たデータは、オーバーフロー バッファーに保存されます。これはデフォルトの設定です。 |
2 | 末尾から出たデータは、オーバーフロー バッファーに保存されません。 |
置換編集モードにあるときに、自由書式フィールドでの Back Space キーの動作を指定できます。次のオプションがあります。
1 | 自動復元が有効です。文字が削除されると、前に上書きした文字が復元されます。これはデフォルトの設定です。 |
2 | 自動復元は無効です。削除された文字は、空白文字で置換されます。 |
ACCEPT 操作中の数字編集フィールドの外観を指定できます。次のオプションがあります。
a | 入力は、英数字フィールドとして取り込まれ、そのフィールドを出るときに正常化されて無効な文字が削除されます。 |
b | オプション a と同様ですが、数字、符号、小数点、カンマのみ入力できます。 |
c | 長さ 32 文字までの数字フィールドは、フォーマット モードで取り込まれます。つまり、数字、符号、小数点以外の文字は拒否されます。フィールドは再フォーマットされ、編集記号はデータとして入力されています。32 文字より長いフィールドは、オプション a の場合と同じように取り込まれます。これは、デフォルト設定です。 |
d | オプション c と同様ですが、32 文字より長いフィールドはオプション b のように取り込まれます。 |
ACCEPT 操作中の非数字編集フィールドの外観を指定できます。次のオプションがあります。
a | 形式 9(m)V(n) の PICTURE 句の符号なし、および、埋め込みの符号付き非数字編集フィールドは、PIC 9(n) フィールドが後ろに続く PIC 9(m) フィールドとして扱います。SEPARATE 指定をもつフィールドは、PIC S9(m+n) として扱います。これはデフォルトの設定です。 |
b | PICTURE 句の V をもつフィールドを PIC S9(m+n) として扱うことを除き、オプション a と同様です。 |
c | 非数字編集フィールドはすべて、英数字フィールドとして扱います。 |
非ゼロ SIZE 句を指定すると、非数字編集フィールドは、このオプションの設定にかかわらず、すべて自由書式フィールドとして扱われます。
カーソルが最初にフィールドに入ったときに、フィールドをどのように表示させたいかを指定できます。次のオプションのいずれかを指定できます。
a | 事前クリアまたは自動クリアは起こりません。これはデフォルトの設定です。 |
b | 事前クリア モード。フィールドは、空白文字またはゼロでクリアされます。Undo キーを押すと、元のフィールド内容が復元されます。 |
c | 自動クリア モード。最初のキーストロークが有効なデータ文字である場合は、その文字を処理する前に、そのフィールドが空白文字またはゼロでクリアされます。無効なデータ文字の場合は、自動クリア モードがオフになります。Undo キーを押すと、元のフィールド内容が復元されます。 |
d | Undo キーを押しても、元のフィールド内容が復元されないことを除き、オプション b と同様です。 |
フィールドを変更しないでフィールドから出た場合に、フィールド内容がどのように表示されるかを指定します。次のオプションがあります。
1 | フィールドが変更されない場合は、データ項目は更新されません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | フィールドが変更されなくても、データ項目は常に更新されます。このオプションは、フィールドが数字または数字編集であり、元のデータ項目が数字データを含まない場合、または、フィールドが右に桁寄せされていて元のフィールド内容はそうではない場合にのみ、効果があります。 |
拡張 ACCEPT/DISPLAY 構文がフィールド内の最後の文字位置を記憶するかどうかを指定できます。次のオプションがあります。
1 | 拡張 ACCEPT/DISPLAY 構文は、最後の文字位置を記憶しません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | 拡張 ACCEPT/DISPLAY 構文が、ACCEPT 操作中にフィールドに入力された最後の文字位置を記憶します。このオプションは、RM 形式の数字フィールドの桁寄せを提供するために必要です。 |
このオプションは、プロンプト文字が無効になっている場合にのみ適用されます。
システムが数字データ項目の RM/COBOL 形式エントリをエミュレートしたいかどうかを指定できます。次のオプションがあります。
1 | 数字データ項目の COBOL システム エントリが有効です。これはデフォルトの設定です。 |
2 | RM/COBOL 形式の数字および数字編集データ エントリが有効です。このオプションが選択されると、他の数字および数字編集オプションはすべて無視されます。 |
ACCEPT 操作のフィールドのサイズが 1 行に制限されるかどうかを指定できます。次のオプションがあります。
1 | フィールドは 1 行に制限されません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | フィールドが 1 行に制限されます。 |
ACCEPT 操作後に、カーソルをどこに置くかを制御できます。次のオプションがあります。
1 | カーソルは、現在のフィールドの末尾に達すると、次の文字の位置に移動します。これはデフォルトの設定です。 |
2 | カーソルは、現在の位置のままです。 |
UPDATE 句が CONVERT 句を暗黙とするかどうかを指定できます。次のオプションがあります。
1 | CONVERT 句は暗黙とされません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | CONVERT 句は暗黙とされます。 |
このオプションは、RM/COBOL V2.0 および V2.1 の動作をエミュレートするために提供されています。
コントロール コードをユーザー ファンクション キーにマップするために、システムがどのファンクション キー リストを使用すべきかを指定できます。次のオプションがあります。
1 | 標準ユーザー ファンクション キーのリストが使用されます。これはデフォルトの設定です。 |
2 | 互換ファンクション キーのリストが使用されます。COBOL システムとともに提供されるリストは、RM/COBOL ファンクション キー リストですが、COBOL の任意の方言と互換性をもつように、これを変更できます。 |
画面節のこの句の後続文字の数を決定できます。次のオプションがあります。
1 | COLUMN + 1 句を使用すると、先行するフィールドの直後にそのフィールドが表示されます。2 つのフィールドの間に間隔は空きません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | COLUMN + 1 句を使用すると、2 つのフィールドの間に 1 文字分の間隔が空きます。 |
3 | COLUMN + n 句で、n が 1 より大きい場合は、n 文字分の間隔が空きます。DG 形式の動作が必要なときは、このオプションを 2 に設定する必要があります。 |
カラーが指定されていない場合に、画面節項目のデフォルト カラーを指定できます。
1 | デフォルトのスクリーン カラーが使用されます。つまり、最後の BLANK SCREEN 句で指定されたカラーが使用されます。最初のカラーは、前景が白で、背景が黒です。これはデフォルトの設定です。 |
2 | デフォルト カラーにかかわらず、前景は白、背景は黒で表示されます。 |
3 | テキストは、前景は白、背景は黒で表示されます。または、最後の BLANK SCREEN 句で設定されたカラーを使用して表示されます。 |
フィールドの先頭/末尾に位置しているときに、矢印キーの ←/→ キーを押すと、それぞれ前/次のフィールドに移動するかどうかを制御できます。次のオプションがあります。
1 | キーを押すと、前または次のフィールドに移動します。これは、デフォルト設定です。 |
2 | キーを押しても、フィールドを出られません。 |
自由形式数字編集フィールドに入力したときに、左桁寄せされるかどうかを制御できます。次のオプションがあります。
1 | フィールドは、左桁寄せされません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | RM 数字処理がオフになっている場合には、フィールドは左桁寄せされます。これは、ACCEPT/DISPLAY オプション 18 で制御されます。 |
ACCEPT 操作を終了する前に、FULL または REQUIRED 句のあるフィールドがすべて適切な条件を満たす必要があるかどうかを制御できます。次のオプションがあります。
1 | 変更されなかったフィールドは、妥当性検査を行いません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | FULL または REQUIRED 句のあるすべてのフィールドは、ACCEPT 操作の終了前に有効な内容である必要があります。 |
ファンクション キーとして定義された拡張 ACCEPT/DISPLAY 構文キーを制御できます。次のオプションがあります。
1 | キーに関連付けられたマッピングが、そのキーの動作を決定します。このオプションは、Micro Focus 社の初期の製品と互換性をもたせるために提供されています。 |
2 | ファンクション キーとして設定された任意の拡張 ACCEPT/DISPLAY 構文キーが、ファンクション マッピングにかかわらず、ACCEPT 操作を終了させます。これは、デフォルト設定です。 |
現在の画面内容から ACCEPT フィールドの初期内容が読めるようにする機能を制御できます。次のオプションがあります。
1 | 画面からの読み込みは行いません。フィールドの初期内容は変更されません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | フィールドの事前表示が無効になっている場合には、フィールドの初期内容が画面から読み込まれます。これは、ACCEPT/DISPLAY オプション 5 で制御されます。 |
隠されたフィールドをスキップできる状況を制御できます。次のオプションがあります。
1 | 隠されたフィールドはスキップされません。これはデフォルトの設定です。 |
2 | 隠されたフィールドはスキップされます。 |
ACCEPT 操作中に漢字修飾文字を指定する場合に、漢字修飾文字、濁音および半濁音の動作を制御できます。次のオプションがあります。
1 | 修飾文字は、他のすべての文字と同じように扱われます。これはデフォルトの設定です。 |
2 | 修飾文字を入力すると、前に入力された文字が修飾可能かどうかが、拡張 ACCEPT/DISPLAY 構文によって調べられます。修飾可能な場合は、修飾された文字に置換されます。 |
このオプションが関係するのは、日本語の 2 バイト文字集合のマシンのみです。
タイムアウトを、秒または 10 分の 1 秒の単位で指定できます。
1 | TIMEOUT 句で指定される時間の単位は秒です。これはデフォルトの設定です。 |
2 | TIMEOUT 句で指定される時間の単位は 10 分の 1 秒です。 |
文字が入力されるたびに TIMEOUT タイマーがリセットされるか、または、入力にかかわらず、一定の時間が経過するとタイムアウトするかを指定できます。次のオプションがあります。
1 | タイマーはリセットされません。タイムアウトは、ACCEPT 操作開始後、指定された時間が経過したときに発生します。これはデフォルトの設定です。 |
2 | タイマーは文字が入力されるたびにリセットされます。 |