コマンドは大文字でも小文字でも入力できます。引用符で囲まれたリテラルを処理する場合を除き、デバッガーは大文字と小文字を区別しません。コマンド ラインの例では、いずれもコマンドが大文字で表示されます。
コマンド ライン プロンプト (CodeWatch>) に応じてキーボードでコマンドを入力します。たとえば、PRINT コマンドは、ソース プログラムの現在の行を表示します。
CodeWatch> PRINT
次の例に示すように、複数のコマンドをセミコロンで区切って 1 行に入力できます。
CodeWatch> BREAKPOINT 25; EVALUATE DISTANCE
上記のコマンド ラインは、省略形を使用して次のように記述することもできます。
CodeWatch> B 25; E DISTANCE
コマンドは左から右の順に 1 つずつ実行されます。いずれかのコマンドでエラー メッセージが表示された場合、残りのコマンド ラインが破棄されることがあります。プログラムの実行を再開するコマンドがある場合は、デバッガーに制御が戻った時点で残りのコマンド ラインが実行されます。たとえば、次の一連のコマンドは CONTINUE に達するところまでしか実行されません。EVAL COUNT は、ブレークポイントまたは他の条件からデバッガーに制御が戻るまで実行されません。
CodeWatch> B 93; FIND COUNT; CONTINUE; EVAL COUNT
コマンド ラインが 1 行で記述するには長すぎる場合は、その行の最後に空白文字とパーセント記号 (%) を入力し、その後にキャリッジ リターンを入力することによって、次の行に続けることができます。パーセント記号はコマンドの一部ではありません。コマンドを続けて入力することをデバッガーに通知するためだけに使用されます。デバッガーに「. . .>」というプロンプトが表示され、その後に続けてコマンドを入力できます。次に例を示します。
CodeWatch> BREAKPOINT 123 [ STEP IN; FIND EXPENSES; % ...> EVALUATE EXPENSES; CONTINUE ]