%INCLUDE 'FILE1.IN','FILE2.IN','FILE3.IN'; %INCLUDE FILE4,'FILE5',(FILE6),(FILE7); %INCLUDE 'TOTAL.IN';
これらの例では、FILEn や 'TOTAL.IN' などによって参照されるファイルの内容がコンパイル時に現在のファイルにコピーされます。
DECLARE I %INCLUDE 'FDCL.IN'; STATIC INITIAL (0);
'FDCL.IN' によって参照されるファイルに FIXED BINARY (31) という行が 1 行含まれていると仮定すると、この例は次の例と同等になります。
DECLARE I FIXED BINARY (31) STATIC INITIAL (0);
説明
%INCLUDE 文は、コンパイル時に他のファイルのテキストを現在のソース ファイルに組み込みます。
%INCLUDE 文は、名前、定数、または句読記号の代わりに使用できます。インクルードされるテキストに追加の %INCLUDE 文を含めることもできます。通常は、複数のプログラム モジュールに共通する宣言が含まれます。
Open PL/I は、以下の規則に従って、%INCLUDE 文を満たすファイルを検索します(『Open PL/I ユーザー ガイド』の「Open PL/I の使用」の章の「Compiler Options」を参照)。
以下の規則では、スラッシュ (/) で始まるパス指定子 (/tmp/inc など) に「絶対ディレクトリ パス」という用語を使用し、それ以外のパス指定子 (sys/ や ../ など) に「相対ディレクトリ パス」という用語を使用します。
また、次のように、ディレクトリ パスを含めることもできます。
この場合は、ファイル名が引用符で囲まれていないため、最初に大文字の filename (FILENAME) でファイルが検索されます。その検索が失敗した場合は、小文字を使用して再試行されます。