適切なコマンド ライン ツールまたは IDE 設定を使用して 64 ビットにコンパイルする際、実質的には、プログラムをコンパイラで 64 ビット用にコンパイルするようにコンパイラ指令 (P64) を設定します。この指令をコード内で直接設定することは推奨されませんが、次の手法で使用することで、コードの変更を最小限に抑えて 32 ビットおよび 64 ビットに簡単にコンパイルできるソース コードを作成できます。
次の条件付きコンパイル構造を使用して、P64 指令の有無に基づいてコードをコンパイルできます。詳細については、言語リファレンス マニュアルの「$IF 文」を参照してください。
$if P64 set *> perform 64-bit specific code $else *> perform 32-bit specific code $end.
条件付きコンパイル手法を使用すると、デュアル FCD プログラムを作成して、同じソース コードで異なるバージョンの FCD が必要な環境に対応できるようにすることもできます。