プロファイリングを有効にしてコンパイルされた呼び出し先 COBOL プログラム (プロファイル対象のプログラム) で費やされる時間をランタイム システムがどのように処理するかは、profile_behavior ランタイム チューナーによって決まります。このチューナーは、プロファイルの対象にするプログラムまたはアプリケーションを実行する際に指定します。
このチューナーの有効な値は 0 から 3 です。
- profile_behavior ランタイム チューナーを 0 (デフォルト) に設定した場合、プロファイル対象の呼び出し先プログラムで費やされる時間は、呼び出し先プログラムと呼び出し元プログラムの両方に CPU 時間 (ユーザー時間 + システム時間) として記録されます。
- profile_behavior ランタイム チューナーを 1 に設定した場合、プロファイル対象の呼び出し先プログラムで費やされる時間は、呼び出し先プログラムにのみ CPU 時間 (ユーザー時間 + システム時間) として記録されます。
- profile_behavior ランタイム チューナーを 2 に設定した場合、プロファイル対象の呼び出し先プログラムで費やされる時間は、呼び出し先プログラムと呼び出し元プログラムの両方に経過時間 (リアルタイム時間または実時間) として記録されます。
- profile_behavior ランタイム チューナーを 3 に設定した場合、プロファイル対象の呼び出し先プログラムで費やされる時間は、呼び出し先プログラムにのみ経過時間 (リアルタイム時間または実時間) として記録されます。