このページを使用して、リージョン固有の COBOL アプリケーション サーバー (CAS) のプロパティを指定できます。
プロパティは、リージョンの構成された機能に関係なく表示される機能グループに分けられます。
[Apply] をクリックすると、変更したプロパティが保存され、それらの変更がスタートアップ構成に適用されます。
[Show Dynamic] をクリックすると、動的プロパティの表示が切り替わります。
[
Install] をクリックすると、変更したプロパティが実行中のリージョンに適用されます。実行中のリージョンに対して変更およびインストールできるのは、動的プロパティのみです。
注: これらの変更は、スタートアップ構成には適用されません。
- [NAME]
- プロパティの名前。
- [VALUE]
- プロパティの指定値。このフィールドは、データ型に応じて、ダブルクリックして新しい値を入力するかチェックすることで変更できます。
- [METADATA]
-
- [dynamic]
- プロパティを動的に更新できるかどうかを示します。つまり、リージョンの実行中に変数を表示および更新できるかどうかを示します。
- [pac-wide]
- プロパティが PAC または PFORCE の更新用に PAC 全体で同期されるかどうかを示します。値の範囲の詳細については、「[ES Control]」を参照してください。
- [legacy-env]
- スタートアップ構成に適用されるかインストールされた場合にオーバーライドされるプロパティの従来の環境変数の名前を指定します。詳細については、「環境変数:アルファベット順」を参照してください。
- [no-env-expansion]
- 設定すると、$TXRFDIR などの文字列型プロパティの環境変数が展開されなくなります。
- [DEFAULT VALUE]
- プロパティのデフォルト値です。
- [VALIDATION RULES]
- プロパティに指定できる有効な値または値の範囲を示します。
- [DATA TYPES]
- プロパティのデータ型は次のいずれかになります。
注: プロパティの初期値には優先順位があり、高いものから低いものの順に次のようになっています。
- PSOR によって提供される PAC 全体の構成。
- 指定された従来の環境変数。
- スタートアップ構成で使用される MFDS からのデータ。
CAS のプロパティの構成は、%ProgramFiles(x86)%\Documents\Micro Focus\Enterprise Developer\etc\configdefinitions (Windows) または $COBDIR/etc/configdefinitions (UNIX) にある cas.json ファイルに格納されます。Micro Focus では、cas.json ファイルは直接変更しないことをお勧めします。
要確認: PAC メンバーの構成は一貫していなければなりません。製品バージョンのアップグレードを検討している場合、Micro Focus では、PSOR 回復が行われることを確認するために caspac -aCheckCompat コマンドを実行することをお勧めします。詳細については、「PAC 環境に対する製品アップグレードの実行」を参照してください。