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POINTER-32 形式

POINTER-32 形式は、利用可能なデータ項目の 32 ビット メモリ アドレスを表す値を保持する。データ項目が利用できなくなった (たとえば、データ項目が含まれているプログラムがキャンセルされた) 場合には、POINTER-32 形式には形式が合致しない値が保持されているとみなされる。

POINTER-32 形式に割り当てられるデフォルトの記憶領域の量は、常に 4 バイトである。メモリ アドレスを表現する方法は環境によって異なるが、一般的には COBOL 以外の言語で使用されている表現と一貫性がある。

この形式を使用するには、AMODE システム指令をオンにする必要がある。AMODE"64" が指定されていない場合、POINTER-32 形式は POINTER 形式と同義である。

IBMCOPM システム指令を有効にした場合、SYNC 句を伴う POINTER データ項目の前に埋め込みバイトが生成されることがある。これらのバイトはデータ項目の一部ではなく、その項目に格納されるデータに影響されることはない。