OPEN 文に対する ACUCOBOL-GT 拡張:WITH/FOR MASS-UPDATE および BULK-ADDITION
構文:
OPEN { {OUTPUT} { file [ {WITH} {MASS-UPDATE } ] } ... } ...
{I-O } {FOR } {BULK-ADDITION}
{EXTEND}
構文規則:
- MASS-UPDATE および BULK-ADDITION は、索引ファイルに対してのみ指定することができ、INPUT とともに指定することはできません。
- DIALECT"ACU" コンパイラ指令でコンパイルする必要があります。
一般規則:
- WITH MASS-UPDATE 指定には、WITH LOCK 指定と同等の効果に加え、いくつかの追加の効果があります。索引ファイルに対してのみ指定できます。この指定は、対象のファイルがこのプログラムによって大きく更新されることをランタイム システムに示します。ランタイム
システムは、この情報を使用してより効率的にファイルにアクセスすることができます。
- BULK-ADDITION 指定には、MASS-UPDATE 指定と同等の効果に加え、いくつかの追加の効果があります。Vision ファイルに対して BULK-ADDITION を指定すると、ファイルが「一括追加」モードで開き、多数の新しいレコードをファイルに書き込む際の効率が大幅に向上します。BULK-ADDITION
には、COBOL の標準のファイル処理規則に対する変更を含むいくつかの重要な効果があります。詳細については、ACUCOBOL-GT の『ユーザーズ ガイド』のセクション 6.1.6.3 を参照してください。Vision 以外のホスト ファイル システムに対して BULK-ADDITION を指定した場合は、MASS-UPDATE を指定した場合と同じになります。この場合、BULK-ADDITION で指定された特別な処理は適用されません。