このページを使用して、T-type (端末型定義) ttype_name を表示および編集します。
group_name は、この T-type が属するグループを示します。
タイトル バーに、編集中の T-type およびそれが属するリソース グループの詳細が表示されます。
[Install] をクリックすると、このリソースがインストールされます。
[Active] をクリックすると、このリソースがアクティブになります。
[Dump] をクリックすると、この T-type のダンプ情報が作成されて表示されます。
[Copy] をクリックすると、このページで設定した値を新規 T-type の基礎として使用して新しい T-type が作成されます。
[Delete] をクリックすると、この T-type が削除されます。このボタンは、T-type が属するグループを編集する権限がある場合にのみ表示されます。
[Apply] をクリックすると、設定が保存されます。
- [Description]
- T-type の説明を指定します。最大 60 文字の長さに指定できます。制限はありませんが、左かっこを使用する場合は、それに対応する右かっこがあることを確認する必要があります。
- [Type]
- 端末デバイスのタイプを選択します。
- [3270]
- 3270 ディスプレイ デバイス。
- [Non-Facility]
- 非物理デバイス。
- [Generic]
- 特定の機能以外の定義。
- [ECI]
- External Call Interface ダミー機能。
- [System]
- ピアの CICS または ES サーバー。
- [LU1-Printer]
- プリンター デバイス。
- [LU3-Printer]
- プリンター デバイス。
- [Dialog Sys]
- Dialog System クライアント機能。
- [Shippable]
- トランザクション ルーティング要求をサポートするために、この物理的な端末の定義をリモート システムに送ることができるようにする場合にオンにします。物理的な端末の定義が送ることができるようにマークされていない場合は、トランザクション ルーティング要求を正常に処理するために、ターゲット
システムの端末をリモート端末として明示的に定義する必要があります。
[BMS Mapping Properties]
- [Max Size Width]
- 定義する端末タイプのページの幅を指定します。幅は 0 から 9999 の範囲の列数として定義します。
- [Max Size Height]
- 定義する端末タイプのページの高さを指定します。高さは 0 から 9999 の範囲の行数として定義します。
- [Alternate Map Width]
- 代替画面サイズを指定した場合に、定義される端末タイプのページ サイズを指定します。代替ページ サイズの幅は 0 から 9999 の範囲の列数として定義します。
注: 列の数が [Alternate Screen Width] フィールドに指定した列の数と異なる場合、予期しない結果が発生する可能性があります。デフォルトでは、[Max Size Width] で指定した値になります。
- [Alternate Map Height]
- 代替画面サイズを指定した場合に、定義される端末タイプのページ サイズを指定します。代替ページ サイズの高さは 0 から 9999 の範囲の行数として定義します。
注: 列の数が [Alternate Screen Height] フィールドに指定した列の数と異なる場合、予期しない結果が発生する可能性があります。デフォルトでは、[Max Size Height] で指定した値になります。
- [OB Oper ID]
- この端末型定義によって要求された BMS ルーティング機能をサポートするために MSS でアウトバウンド オペレーター識別子を使用する場合にオンにします。
- [Outboard Format]
- プレゼンテーションのフォーマットを MSS BMS からクライアント機能にデリゲートする場合にオンにします。
[Session Properties]
- [ASCII]
- この端末タイプに ASCII 機能があるかどうかを選択します。
- [No]
- 端末タイプは ASCII 機能を備えていません。
- [7 Bit]
- このタイプの端末は ASCII-7 端末です。アウトバウンド データはすべて 7 ビット ASCII に変換され、インバウンド データはすべて EBCDIC に変換されます。
- [8 Bit]
- このタイプの端末は ASCII-8 端末です。アウトバウンド データはすべて 8 ビット ASCII に変換され、インバウンド データはすべて EBCDIC に変換されます。
- [Send Size]
- このタイプの端末の受信バッファーのサイズをバイト単位で指定します。これは、端末が受信できる最大データ量を表しており、デバイスの性能によって異なります。回線品質によっては、端末タイプの最大バッファー サイズよりも少ないバッファー サイズの指定が必要になる場合もあります。受信バッファーよりも長いメッセージは、必要な数の要求単位に分割されます。デフォルトでは
0 (ゼロ) に設定されています。ゼロのバッファー サイズを指定した場合は、メッセージは分割されません。つまり、メッセージ全体が提供されます。
- [Receive Size]
- 受信要求に対応できる要求単位の最大サイズをバイト単位で指定します。指定した値は切り下げられる場合があります。
[Message Receiving Properties]
- [Routed Message]
- EXEC CICS ROUTE コマンドによってメッセージがこのタイプの端末にルーティングされるかどうかを指定します。オンにすると、この端末向けのメッセージだけでなく、すべての端末向けのメッセージがこの端末にルーティングされます。オフにした場合は、たとえメッセージがこの端末に特定して向けられていても、メッセージはこの端末にルーティングされません。
- [Logon Message]
- セッションの確立時にログオン トランザクションを開始し、ログオン メッセージを端末に表示する場合にオンにします。トランザクションの開始には Automatic Transaction Initiation (ATI) が使用されるため、[ATI]
をオンにする必要があります。このトランザクションは、端末の使用について他の ATI トランザクションと競合します。
[Operational Properties]
- [Auto Connect]
- リージョンの起動時に端末とのセッションを確立する場合にオンにします。オフにした場合は、ユーザーが端末でサインオンした際にセッションが確立されます。
- [ATI]
- この端末でトランザクションを自動的に開始する場合にオンにします。オフにする場合は、[TTI] をオンにしてユーザーがトランザクションを開始できるようにする必要があります。
- [Create Session]
- このタイプの端末からセッションを開始できるようにする場合にオンにします。オンにすると、EXEC START 要求および Automatic Transaction Initiation (ATI) 要求でセッションを自動的に作成できます。オフにした場合は、EXEC
START 要求および Automatic Transaction Initiation (ATI) 要求でセッションを自動的に作成できません。セッションが確立されていない場合、そのような要求はキューに入れられるか、拒否されます。
- [TTI]
- この端末でユーザーがトランザクションを開始できるようにする場合にオンにします。オフにする場合は、[ATI] をオンにしてトランザクションを自動的に開始できるようにする必要があります。
- [NEP Class]
- ノード エラー プログラムのトランザクション クラスを指定します。デフォルトでは 0 (ゼロ) に設定されています。これは、デフォルトのノード エラー プログラムが使用されることを意味します。
- [Signoff]
- GNTRAN (CESF またはユーザー定義トランザクション) がアタッチされて端末のサインオフが試行された際の処理を選択します。RACF 1.9 以降を使用している場合は、RACF セグメントの TIMEOUT 制限を指定します。
- [No]
- ユーザーの入力がない場合に端末が自動的にサインオフされることはありません。
- [Signoff]
- オペレーターからの最後の入力の後に指定の時間が経過すると、端末が CICS から自動的にサインオフされます。
- [Signoff/Logoff]
- オペレーターからの最後の入力の後に指定の時間が経過すると、端末が CICS から自動的にサインオフされ、VTAM からログオフされます(TCAM 接続端末ではサポートされません)。LOGOFF は、タイムアウトした端末のエントリに仮想記憶域が無駄に使用されないため、自動インストール
モデルに役立ちます。端末バッファーに未処理のデータがあるために GNTRAN が接続に失敗した場合 (BID エラーが発生した場合)、端末はサインオフされてログオフされます。GNTRAN は実行されず、効果もありません。
注: この属性の値は、DEVICE(APPC) が指定されている場合は変更できません。その場合のデフォルト値は [No] です。
[Diagnostic Display]
- [Last Line]
- エラー メッセージを画面下部に表示する場合にオンにします。オンにすると、エラー メッセージが画面下部に表示されます。その表示は、メッセージ全体を一度に表示できる位置から始まります。メッセージが立て続けに受信された場合は、ユーザーが読み取る間もなく先行のメッセージが上書きされる可能性があります。この方法で表示されるメッセージには、[Intensify]、[Color]、および
[Highlight] で追加の属性が指定されている場合があります。[Last Line] をオフにした場合は、エラー メッセージが追加の属性なしで現在のカーソル位置に表示されます。
- [Intensify]
- エラー メッセージを強調フィールド (太字) に表示する場合にオンにします。これは、[Last Line] がオンになっている場合にのみ有効です。
- [Color]
- このタイプの端末に表示するエラー メッセージのカラーを選択します。[No] 以外の設定は、[Last Line] がオンになっている場合にのみ有効です。
- [Highlight]
- このタイプの端末に表示されるエラー メッセージに使用する強調表示のタイプを選択します。[No] 以外の設定は、[Last Line] がオンになっている場合にのみ有効です。
[Recovery Properties]
- [Notify]
- ユーザーにシステム回復を通知する方法を選択します。このオプションは、VTAM 永続セッションまたは XRF を使用して実行されている CICS リージョンの端末のセッションの回復に適用されます。CICS の再起動後に、端末ユーザーが再度サインオンするなどの処置を行わなければならない状況で使用します。
- [None]
- ユーザーに通知されません。
- [Message]
- システムが回復したことを示すメッセージが画面に表示されます。メッセージは 2 つの BMS マップで指定されます。XRF の場合は DFHXRC1 および DFHXRC2、VTAM 永続セッションの場合は DFHXRC3 および DFHXRC4
です。これらのマップはマップ セット DFHXMSG にあります。引き継ぎ時間の短縮が重要な場合は、TRANSACTION ではなく MESSAGE を使用します。このオプションを指定する場合は、端末で BMS マップを表示できる必要があります。また、[ATI]
をオンにする必要があります。
- [Transaction]
- 端末でトランザクションが開始されます。トランザクションの名前は、RMTRAN システム初期化パラメーターで指定されます(RMTRAN のデフォルトのトランザクションは、GMTRAN システム初期化パラメーターで指定された good-morning
トランザクションです)。引き継ぎ時間の短縮が重要な場合は、TRANSACTION ではなく MESSAGE を使用します。このオプションを指定する場合は、[ATI] をオンにする必要があります。
- [Option]
- MSS がどのようにセッションを回復して端末を通常のサービスに戻すかを選択します。
- [System Default]
- MSS は、セッション アクティビティおよび端末の特性に基づいて最良の回復方法を選択します。
- [Clear Receive]
- MSS は、CLEAR 要求を送信して対話状態をリセットするか、セッションが CLEAR 要求をサポートしていない場合は UNBIND 要求を送信します。MSS は、セッションがビジー状態だった場合にのみ CLEAR または UNBIND 要求を送信します。
- [Release Sess]
- MSS は、セッションがビジー状態だった場合、UNBIND 要求を送信してアクティブなセッションをクリアします。
- [Unconditional]
- MSS は、セッションがビジー状態だったかどうかにかかわらず、UNBIND 要求を送信してアクティブなセッションをクリアします。
- [None]
- 端末セッションは自動的に回復されません。[Auto Connect] をオンにした場合は、端末が自動的に再接続されます。
[Device Properties]
- [Default Screen Width]
- 定義する 3270 端末タイプのデフォルトの画面の幅を指定します。これは、トランザクション定義でデフォルトの画面を指定する際に使用される画面の幅です。画面の幅は 0 から 255 の範囲の列数として定義します。デフォルトは 80 です。妥当性の検査はないため、無効なサイズを指定すると予測できない動作が発生する可能性があります。
- [Default Screen Height]
- 定義する 3270 端末タイプのデフォルトの画面の高さを指定します。これは、トランザクション定義でデフォルトの画面を指定する際に使用される画面の高さです。画面の高さは 0 から 255 の範囲の行数として定義します。デフォルトは 24 です。妥当性の検査はないため、無効なサイズを指定すると予測できない動作が発生する可能性があります。
- [Alternate Screen Width]
- 定義する 3270 端末タイプの代替画面の幅を指定します。これは、トランザクション定義で代替画面を指定する際に使用される画面サイズです。画面の幅は 0 から 255 の範囲の列数として定義します。デフォルトは 80 です。妥当性の検査はないため、無効なサイズを指定すると予測できない動作が発生する可能性があります。
- [Alternate Screen Height]
- 定義する 3270 端末タイプの代替画面の高さを指定します。これは、トランザクション定義で代替画面を指定する際に使用される画面サイズです。画面の高さは 0 から 255 の範囲の行数として定義します。デフォルトは 24 です。妥当性の検査はないため、無効なサイズを指定すると予測できない動作が発生する可能性があります。
- [APL Keyboard]
- 端末タイプに APL キーボード機能がある場合にオンにします。
- [APL Character Set]
- 端末タイプで APL テキスト文字セットをサポートする場合にオンにします。
- [Datastream Extensions]
- 端末タイプで 3270 データ ストリームへの拡張をサポートする場合にオンにします。[Color] または [Highlight] をオンにする場合は必須です。
- [Highlight]
- 個々のフィールドまたは文字を太字、反転表示、またはブリンキングで表示できるようにする拡張ハイライト機能を端末タイプが備えている場合にオンにします。
- [Color]
- 端末タイプに個々のフィールドのカラーを選択できるカラー機能がある場合にオンにします。
- [CGSCID]
- この端末によってサポートされる文字セットをトランザクション プログラムで判断できるようにするコード化グラフィック文字セット グローバル識別子 (Coded Graphic Character Set Global Identifier; CGCSGID)
を指定します。デフォルトでは、0,0 に設定されています。これは、端末タイプがこの機能をサポートしていないことを意味します。1 つ目のフィールドはグラフィック文字セット グローバル識別子 (Graphic Character Set Global
Identifier; GCSGID)、2 つ目のフィールドはコード ページ グローバル識別子 (Code Page Global Identifier; CPGID) です。
- [Form Feed]
- デバイスに用紙送り機能がある場合にオンにします。
- [Horizontal Form]
- デバイスに水平フォーム機能がある場合にオンにします。この機能を使用できるデバイスは、バッチ、バッチ データ交換、対話型、SCSPRT または LUTYPE4 の論理ユニットです。オンにすると、BMS による出力ドキュメントのフォーマットで横方向のタブが使用されます。オフにすると、BMS
マップ定義の HTAB オプションは無視されます。
- [Vertical Form]
- デバイスに垂直フォーム機能がある場合にオンにします。この機能を使用できるデバイスは、バッチ、バッチ データ交換、対話型、SCSPRT または LUTYPE4 の論理ユニットです。オンにすると、BMS による出力ドキュメントのフォーマットで縦方向のタブが使用されます。オフにすると、BMS
マップ定義の VTAB オプションは無視されます。
- [Dual Case (Typewriter) Keyboard]
- 端末にタイプライター キーボードがある場合にオンにします。オペレーター コンソール キーボードの場合はオフにします。どちらのタイプのキーボードも大文字と小文字の両方のデータを伝送します。
- [Katakana Terminal]
- 端末タイプがカタカナ端末タイプである場合にオンにします。カタカナ端末は、大文字と小文字の混合出力をサポートしていません。大文字は英語の大文字として表示されますが、小文字はカタカナ文字として表示されます。
- [SOSI]
- 端末タイプで EBCDIC および DBCS の混合フィールドをサポートする場合にオンにします。
- [PS]
- 端末タイプでプログラム シンボル機能をサポートする場合にオンにします。この機能により、191 文字のセットを最大 6 つ使用できます。
- [Buffer]
- このタイプの端末に送信されるフォーマット済みデータ ストリームを BMS でバッファーする場合にオンにします。オンにすると、アプリケーションから一連の SEND TEXT PRINT コマンドが発行された際に、MSS はページがいっぱいになってから端末にページを送信します。オフにした場合は、アプリケーションから一連の
SEND TEXT PRINT コマンドが発行された際に、MSS は発行されたコマンドごとにページを端末に送信し、必要に応じてそのページを追加の空白行で埋めます。
- [Text-Keyboard]
- 3270 デバイスにテキスト キーボード機能がある場合にオンにします。
- [Audible Alarm]
- 端末タイプに警報音機能がある場合にオンにします。
- [Copy]
- 端末タイプにコピー機能がある場合にオンにします。
- [Light Pen Selector]
- 端末タイプにライト ペン セレクター機能がある場合にオンにします。MSS は、マウス クリックを使用してこの機能をエミュレートします。
- [EWA Support]
- 3270 デバイスのディスプレイの代替モードへの切り替えを有効にする場合にオンにします。
- [Outline]
- 端末タイプでフィールド アウトライニングをサポートする場合にオンにします。
- [Numeric Lock]
- 数値ロックを有効にする場合にオンにします。
- [Print Adapter]
- PRINT オプションがオンに設定されている出力 BMS 画面を接続されたプリンターに自動的にコピーする場合にオンにします。
- [Background Transparency]
- 背景透過を有効にする場合にオンにします。
- [Query]
- MSS で QUERY 構造化フィールドを使用してデバイスの特性を判別できるようにする場合にオンにします。
- [Magnetic Stripe Reader]
- 端末タイプに磁気ストライプ リーダー機能がある場合にオンにします。MSS は、マウス クリックを使用してこの機能をエミュレートします。
- [Validation]
- 8775 デバイスの拡張検証機能または 3290 デバイスの検証機能を有効にする場合にオンにします。
- [Partition Support]
- デバイスでパーティションを使用できるようにする場合にオンにします。このオプションは SCS プリンターに対しては無効です。
[Application Features]
- [Build Chain]
- このタイプの端末からトランザクション プログラムにデータを渡す前に MSS で要求単位を完全なメッセージに再アセンブルする場合にオンにします。オフにした場合は、個々の要求単位のトランザクション プログラムでメッセージを受け取ります。
- [Uppercase Translation]
- 小文字で入力されたデータをどのように扱うかを選択します。
- [Yes]
- 小文字で入力されたデータが大文字に変換されます。
- [No]
- 小文字で入力されたデータが大文字に変換されません。
- [Transaction IDs]
- 小文字で入力されたトランザクション識別子は大文字に変換されますが、他の入力データは変換されません。
- [User Area]
- このタイプの端末のユーザー領域のサイズをバイト単位で指定します。デフォルトでは 0 (ゼロ) に設定されています。
- [User Area In Shared Stage]
- ユーザー領域を強制的に共有記憶域にして、このデバイスが主要機能でないトランザクションからアクセスできるようにする場合にオンにします。
- [I/O Area Min]
- RECEIVE の発行時にトランザクション プログラムに渡される端末入出力領域の最小サイズをバイト単位で指定します。
- [I/O Area Max]
- RECEIVE の発行時にトランザクション プログラムに渡される端末入出力領域の最大サイズをバイト単位で指定します。