現在のデバッグ可能モジュールが -ebcdic コンパイラ オプションでコンパイルされている場合、CodeWatch では文字データを EBCDIC として解釈します。入力または表示される文字データは、いずれも常に人間が読める形式 (ASCII) であり、そのために EBCDIC との間で内部的に変換されることに注意してください。
たとえば、-ebcdic コンパイラ オプションを使用して dcl s char(4) が宣言されたデバッグ可能モジュールのコンパイラで、デバッガー コマンド Let s = 'abc '; を使用した場合のデバッガー コマンドと文字の結果を次に示します。
dcl s char(4)
Eval s | s = 'abc ' {character(4)} として表示されます。 |
Eval /h s | s = 81 82 82 40 (16 進数) {character (4)} として表示されます。 |
Eval trim(s) | 'abc' {character(3)} として表示されます。 |
Eval /h trim(s) | 81 82 83 (16 進数) {character (3)} として表示されます。 |
Eval 'abc'A | /.. {character (3)} として表示されます。0x616263 は人間が読める文字です。0x61 はスラッシュ (/) です。0x61 および 0x62 は印字できない文字です。 |
Eval /h 'abc'A | 61 62 63 (hex) {character (3)} として表示されます。 |