ESCWA にキャッシュされたグループの権限

ESCWA は、ユーザーが属するグループをキャッシュします。これは、ユーザー管理に影響を与える可能性があります。

ESCWA では、セキュリティ機能の構成およびセキュリティ マネージャー スタックを初期化する際、ユーザーが属するグループをキャッシュします。これは、セキュリティ マネージャーのクエリの数を減らすことでパフォーマンスを向上させるための処理です。初期化後に ESCWA を使用してグループからユーザーを削除すると、現在のセキュリティ マネージャーに変更が反映されます。そのユーザーはまだキャッシュされているため、その後に ESCWA で使用すると、削除されたグループの権限が割り当てられたままになります。

Micro Focus では、このようなグループの変更時は、ESCWA のキャッシュを再初期化することをお勧めします。ESCWA のキャッシュを再初期化するには、[Reinitialize] をクリックし、[Reinitialize Security Configuration] ダイアログ ボックスのプロンプトで [Renew] をクリックします。