このページを使用して、Directory Server の構成設定を変更します。
- [Repository Location]
- ストレージのタイプおよびリポジトリを格納する場所を指定します。リポジトリは、ファイル システムまたは LDAP リポジトリに格納できます。ファイル システム ストレージの場合、場所は、リポジトリ データが格納されるディレクトリです。LDAP ストレージの場合、場所は、使用される
LDAP サーバーのアドレスです。リポジトリを LDAP サーバーに格納するには、Micro Focus 構成オブジェクトをサポートするようにサーバーを更新する必要があります。
警告: 場所を変更する際に、変更先にリポジトリがすでに含まれている場合は、警告が表示され、そのリポジトリを上書きするか操作をキャンセルするかを選択できます。
注: ldap:// をストレージ メカニズムとして指定すると、データが格納されるコンテナー、およびコンテナーへの書き込みに必要な LDAP ユーザー資格情報を指定するためのフィールドが追加で表示されます。
- [Listen on Loopback Only]
- このディレクトリ サーバーへの接続をループバックでのみ許可する場合にオンにします。このディレクトリ サーバーが ESCWA とは別のマシンで実行されている場合は使用できなくなります。
- [Maximum Object Count]
- リポジトリで保持できるオブジェクトの最大数。
- [Timeout UI Sessions]
- ディレクトリ サーバーのユーザー インターフェイス セッションにタイムアウトを適用する場合にオンにします。
- [UI Session Timeout]
- [Timeout UI Sessions] フィールドがオンの場合に、セッションが非アクティブになってからセッションをタイムアウトしてユーザーに再度ログインを求めるまでの時間 (秒数) を指定します。
- [Generate UDP Broadcast Search Requests]
- これをオンにすると、このディレクトリ サーバーで CCI クライアント要求に対応できない場合に、UDP ブロードキャストを使用して要求を発行することによって、ローカル ネットワーク上の他の互換性があるネーミング サービスに要求が転送されます。ブロードキャスト
トラフィックを最小限に抑えるためや、ローカルに登録されたサーバーをクライアントで検索するように強制するために、この機能を無効にすることもできます。このフィールドは、デフォルトではオンになっています。
- [Restore Server States on Directory Server Startup]
- ディレクトリ サーバーの終了時に起動されていたサーバーをディレクトリ サーバーの起動時に再起動する場合は、このオプションをオンにします。
- [Mark Servers "Started" Only When All Listeners Started]
- 自動開始および開始可能リスナー ([Disabled] とマークされていないリスナー) がすべて [Started] 状態に設定されるまで、サーバーの状態を [Stopped] のままにする場合は、このオプションをオンにします。
このオプションがオフになっている場合、起動した最初の MFCS インスタンスによってサーバーの状態が変更される際に、サーバーの状態が [Started] に設定されます。これは、通信プロセス制御チャネル リスナーがアクティブになった直後に行われます。この時点では、その通信プロセスの残りのリスナーおよびそのサーバーの他の通信プロセスは、通常、まだ起動中です。デフォルトではオフになっています。
- [Clear Dynamically Assigned Values When Servers Stop]
- 各サーバーの停止確認ページのオプションをオーバーライドして、サーバーの動的アドレス値が停止時にクリアされるようにする場合は、このボックスをオンにします。これは、リモートで起動するか、コマンド ラインから起動するか、ESCWA から起動するかに関係なく行われます。デフォルトではオフになっています。
- [Save legacy Micro Focus Servers]
- Directory Server リポジトリの保存時にレガシー Micro Focus サーバーを含める場合は、このオプションをオンにします。レガシー Micro Focus サーバーは CCI サーバーです。デフォルトの状態はオフです。
- [Show System Server Types]
- これをオンにすると、必要に応じて ANIM サーバーを表示できます。
- [Timeout API Sessions]
- ディレクトリ サーバーの API セッション (ESCWA を含む) にタイムアウトを適用する場合にオンにします。デフォルトの設定はオンです。
- [API Session Timeout]
- [Timeout API Sessions] フィールドがオンの場合に、タイムアウト (秒数) を 60 秒以上で設定できます。デフォルトは 6000 秒です。
[Journal]
このグループを使用して、Directory Server ジャーナルの構成設定を変更します。
- [Maximum File Size]
- ジャーナル ファイルの最大ファイル サイズをキロバイト (KB) 単位で指定します。ジャーナル ファイルがこのサイズに達すると、最も古いジャーナル エントリに最新のジャーナル エントリが上書きされます。最小値は 32 KB です。デフォルト値は
256 KB です。
注意:
ジャーナルのサイズを変更すると、以前のジャーナル エントリが消去されます。
- [Level]
- ジャーナルに書き込むメッセージの種類を選択します。
- [Errors Only]
- エラーについてのみジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。
- [Errors and Warnings]
- エラーおよび警告についてのみジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。
- [All Standard Information]
- すべてのイベントについてジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。
- [Extra Debug Information]
- 追加のファイルおよび内部操作についてジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。このオプションは、Micro Focus カスタマー ケア から明示的に要請された場合にのみオンにしてください。
- [CTF Trace]
- 統合化トレース機能 (CTF) によってジャーナル エントリが書き込まれるようにする場合は、このオプションをオンにします。
[Monitor]
このグループを使用して、サーバー モニターの構成設定を変更します。
- [Enabled]
- サーバー モニターを開始するには、このフィールドをオンにします。オフにすると、次のキープアライブ期間 (Keep-alive interval) のタイムアウト時にサーバー モニターが停止します。デフォルトはオンです。
- [Keep Alive Interval]
- サーバーに対する問い合わせの各サイクル間にサーバー モニターが待機する期間 (秒単位) を指定します。登録されているサーバーの数やサーバーおよびネットワークの応答性に応じて、問い合わせの各サイクルには有限の時間がかかるため、チェック間に要する実際の時間はこの期間よりも長くなります。デフォルト値は
60 秒です。
- [Acceptable Response Time]
- キープアライブ要求をサーバーに送信した後、サーバー モニターが応答を待機する期間 (秒単位) を指定します。この期間を経過すると、サーバーは応答していないと見なされます。ネットワークの通常の混雑状況を把握している場合は、それに応じてこの時間を調整できます。デフォルト値は
5 秒です。