Windows:Microsoft SQL Server のデータストア データ ソースの作成

注: Microsoft SQL Server データベースへの接続には接続文字列を使用すること、つまりデータベース構成ファイル内で connect 属性を使用することをお勧めします。この方法については、「Microsoft SQL Server のデータストアの構成ファイルの更新」で説明しています。

データベース構成ファイルの構成時に接続文字列を使用しなかった場合は、次の手順に従ってデータストア データベースにアクセスするための ODBC データ ソースを作成します。

  1. ODBC データ ソース アドミニストレーターを開きます。
    ヒント: ほとんどの新しいバージョンの Windows では、[スタート] メニュー ボタンをクリックし、「ODBC」と入力して、該当するデスクトップ アプリケーションを選択します。
  2. [ODBC データ ソース アドミニストレーター] ダイアログ ボックスで、[システム DSN] タブを選択します。
  3. 必須のデータ ソースを追加します。
    注: データベースを作成または照会するには、master データベース (MSSQL に付属のプライマリ構成データベース) へのアクティブなデータ ソース接続が必要です。このデータ ソースがすでに存在する場合は、この手順を省略できます。
    1. [追加] をクリックします。
    2. データベースに対応する ODBC ドライバー (MSSQL の一般的なドライバーである [ODBC 17 for SQL Server] など) を選択し、[完了] をクリックします。
      注: ドライバーのビット体系と使用するアプリケーションのビット体系が一致している必要があります。

      [データ ソースの新規作成] ウィザードが表示されます。

    3. データ ソースの名前と説明、およびデータベースが存在するサーバーの名前を入力します。

      データ ソースの名前は、このデータベースのデータベース構成ファイルの更新時に dsn:<name> で指定した名前にします。

    4. [次へ] を 2 回クリックします。
    5. [既定のデータベースを以下のものに変更する] オプションを選択し、「master」と入力します。
    6. [次へ] をクリックし、[完了] をクリックします。

      データ ソースの詳細の概要が表示されます。

    7. [データ ソースのテスト] をクリックします。

      接続に失敗する場合は、Microsoft SQL Server のインストールに問題があります。以降の手順に進む前に、ベンダーの手順に従ってトラブルシューティングを行ってください。

    8. [OK] を 2 回クリックします。
  4. 必要なデータストアのそれぞれについて、新しいデータ ソースを追加します。
    1. [追加] をクリックします。
    2. データベースに対応する ODBC ドライバー (MSSQL の一般的なドライバーである [ODBC 17 for SQL Server] など) を選択し、[完了] をクリックします。
      注: ドライバーのビット体系と使用するアプリケーションのビット体系が一致している必要があります。

      [データ ソースの新規作成] ウィザードが表示されます。

    3. データ ソースの名前と説明、およびデータベースが存在するサーバーの名前を入力します。

      データ ソースの名前は、このデータストアのデータベース構成ファイルの更新時に dsn:<name> で指定した名前にします。

    4. [次へ] を 2 回クリックします。
    5. [既定のデータベースを以下のものに変更する] オプションを選択し、データストアを他のデータストア/リージョン データベースを含む単一の物理データベースに格納する場合は、データベース構成ファイルの更新時に -db|existdb:<db-name> で指定したそのデータベースの名前を入力します。データストアを独自のデータベースに格納する場合は、データベース構成ファイルの更新時に -name:<dsname> で指定したデータベースの名前を入力します。
    6. [次へ] をクリックし、[完了] をクリックします。

      データ ソースの詳細の概要が表示されます。

    7. [データ ソースのテスト] をクリックします。

      接続に失敗する場合は、Microsoft SQL Server のインストールに問題があります。以降の手順に進む前に、ベンダーの手順に従ってトラブルシューティングを行ってください。

    8. [OK] をクリックします。

      ODBC データ ソース アドミニストレーターが再度表示されます。

    9. 必要な追加のデータストアのそれぞれについて、これらのサブ手順を繰り返します。
  5. [OK] をクリックします。

    データストアのデータ ソースの構成が完了しました。

データストア データベースのデータ ソースの構成が完了しました。これで、dbfhdeploy コマンド ライン ユーティリティを使用したデータ ファイルのアップロードを開始できます。