アプリケーションをビルド際のビルド出力形式の選択とコンパイラ指令の使用について、Micro Focus の推奨事項を次に示します。
Micro Focus では、新しいプロジェクトをコンパイルする際、.int または .gnt のコードではなく、ネイティブの実行可能ファイルである .dll および .exe にコンパイルすることをお勧めします。
.dll ファイルおよび .exe ファイルには、最新のコンピューティング環境において、次のような複数の利点があります。
Microsoft の認定プログラムでは、アプリケーションを .dll または .exe にコンパイルすることが求められます。
プロジェクトを移植可能にするには、プロジェクトのプロパティの [COBOL] ページにある [Output path] で相対パスを使用します。
追加情報を生成するために使用できるコンパイラ指令の一部を次に示します。推奨されるコンパイラ指令は、デバッグ用のビルドかリリース用のビルドかに応じて次のように異なります。
デバッグ:
推奨 | 非推奨 | 理由 |
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ANIM | アプリケーションのデバッグに必要な追加情報を作成します。 | |
TESTCOVER | 統計的実行プロファイルを生成し、コンパイルされた出力に含めます。 | |
OPT | コンパイルされた出力に追加情報を生成します。 | |
PROFILE | 実際のユーザー環境における経過時間の測定に使用されるため、デバッグ モードには適しません。 |
リリース:
推奨 | 非推奨 | 理由 |
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PROFILE | アプリケーションのプロファイルはリリース モードで行います。
実際のランタイムの状況を測定するものではないため、ANIM、TESTCOVER、またはデバッグ モードの追加のインストルメンテーションを生成するその他のコンパイラ指令とは組み合わせて使用しないでください。 |
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ANIM | 追加情報が作成されてビルド出力が大きくなり、実行速度が低下するため、アプリケーションのディプロイには推奨されません。 | |
TESTCOVER | 追加情報が作成されてビルド出力が大きくなり、実行速度が低下するため、アプリケーションのディプロイには推奨されません。 | |
OPT | 追加情報が作成されてビルド出力が大きくなり、実行速度が低下するため、アプリケーションのディプロイには推奨されません。 |