Fileshare コマンドは、Enterprise Developer コマンド プロンプトから実行してください。
Fileshare サーバーを起動するには、次のように入力します。
start fs /s server-name
server-name はサーバー名を指定し、クライアント リージョンがサーバーの識別に使用する ID に相当します。各 Fileshare コマンドでは、構成ファイルを使用している場合を除き、/s パラメーターは必須です。有効なパラメーターのリストについては、「Fileshare サーバー構成ファイルの使用」を参照してください。
このコマンドは、デフォルトのプロトコルを有効にし、クライアントがサーバーへのアクセスを試行する際にパスワード チェックを実行しないようにして、サーバーを起動します。デフォルトのプロトコルは TCP/IP です。/cm パラメーターを使用して、使用するプロトコルを明示的に指定できます。たとえば、以下のようになります。
start fs /s fstest /cm ccitcp /cm ccism
この例では、ccitcp および ccism が TCP/IP と共有メモリにそれぞれ必要な CCI モジュールです。
次の例では、ファイル fs.pwd でパスワード チェックが適用されるサーバーを起動します。
start fs /s fstest /cm ccitcp /pf fs.pwd
パスワード チェックの仕組みについては、「Fileshare パスワード ファイルの使用」を参照してください。