リソースの各タイプは個々のテーブルで定義されます。たとえば、プログラムはプログラム処理テーブル (PPT) で定義され、ファイルはファイル制御テーブル (FCT) で定義されます。リソース タイプごとに、同じシステムに対して複数のテーブルを定義できます。システムでは、同じリソース タイプに対して複数のテーブルを使用できます。ただし、システムの初期化を制御するパラメーターを定義するシステム初期化テーブル (SIT) および、ユーザーのサインオン権限を定義するサインオン テーブル (SNT) を除きます。
すべてのプログラムで PPT のエントリが必要なわけではありません。PPT エントリは、次のタイプのプログラムに必要です。
これらは、データ テーブルにも必要です。
同じまたは異なるリソース タイプのテーブルは、1 つのグループにまとめることができます。たとえば、アプリケーション (または関連するアプリケーションのセット) で使用されるリソースのすべてのテーブルを 1 つのグループにまとめれば便利になります。
エンタープライズ サーバーの起動に含めるすべてのグループは、スタートアップ リストで定義されます。MSS は、起動時にこのリストを使用してリソースが使用できることを確認し、リソースに対して適切な初期化手順を行います。
CICS リソース定義の詳細については、IBM のマニュアルを参照してください。