EXEC ADO 文によっては、文を正しく構築するのに膨大な量のユーザー入力を必要とするものがあります。OpenESQL アシスタントの [Auxiliary Code] タブを使用してこのような文を生成する場合、ウィザードを呼び出して、ウィザードに従って文のさまざまなオプションを指定します。
このウィザードで生成した文は、OpenESQL アシスタントから実行できないという点を除いて、EXEC ADO DELETE、INSERT、SELECT、および UPDATE 文とよく似ています。ウィザードを適切に動作するには、テーブル名と列名が必要なため、最初にクエリを作成する必要があります。
OpenESQL アシスタントが提供する以下のウィザードを使用して、補助コードを生成できます。
このウィザードを使用して、データ ソースの更新時にデータ ソースからどの値を削除するかを制限する WHERE 句を構築します。このウィザードでは、[Search Criteria] タブに似たページが提供されます。ユーザーが [Target Type] または [Value] を指定する必要はありません。これらは、選択した列に依存するためです。
生成した TO DELETE USE 文をプログラム内の EXEC ADO PREPARE TO UPDATE 文の後、EXEC ADO UPDATE DATASOURCE 文の前に埋め込みます。
このウィザードを使用して、EXEC ADO FILL DATASET 文の実行時にデータ ソースから返される行と列の数を制限します。このウィザードが提供するページを使用して、次の操作ができます。
生成した文を適切に動作させるには、プログラム内で DECLARE DATATABLE および DECLARE DATASET 文をコーディングする必要があるほか、TO FILL USE 文をプログラム内の PREPARE TO FILL 文の後に埋め込む必要があります。
アプリケーションで TO FILL USE 文を使用する詳細な例については、Micro Focus が提供する ConnectedDemo アプリケーションを参照してください。詳細については、ADO.NET での OpenESQL の使用方法のデモンストレーション プロジェクトを参照してください。
このウィザードを使用して、データ ソースの更新時にどの値をデータ ソースに挿入するかを制限します。このウィザードが提供するページを使用して、次の操作ができます。
行を新しく挿入してデータ ソースを更新した後、アプリケーションにデータを返す場合、この句を生成するように選択する必要があります。
これらを指定できるのは、WITH REFRESH 句を生成するように選択した場合のみです。Microsoft SQL Server データ プロバイダと連携するように、定義済みのソース値 "@@IDENTITY" が提供されています。
この文をプログラム内の EXEC ADO PREPARE TO UPDATE 文の後、EXEC ADO UPDATE DATASOURCE 文の前に埋め込みます。
このウィザードを使用して、データ ソースの更新後にデータセットの値を更新するための EXEC ADO TO REFRESH 文を生成します。REFRESH 句を TO INSERT 文または TO UPDATE EXEC ADO 文に配置する代わりにこの文を生成します。このウィザードが提供する 1 つのページ使用して、返すソース データと列を指定できます。Microsoft SQL Server データ プロバイダと連携するように、定義済みのソース値 "@@IDENTITY" が提供されています。
この文をプログラム内の EXEC ADO PREPARE TO UPDATE 文の後、EXEC ADO UPDATE DATASOURCE 文の前に埋め込みます。
このウィザードを使用して、データ ソースのどの列と値を更新するかを制限します。このウィザードが提供するページを使用して、次の操作ができます。
新しい値でデータ ソースを更新した後、アプリケーションにデータを返す場合、この句を生成するように選択する必要があります。
WHERE 句を構築するときにユーザーが [Target Type] または [Value] を指定する必要はありません。これらは、選択した列に依存するためです。
これらを指定できるのは、WITH REFRESH 句を生成するように選択した場合のみです。Microsoft SQL Server データ プロバイダと連携するように、定義済みのソース値 “@@IDENTITY“ が提供されています。
この文をプログラム内の EXEC ADO PREPARE TO UPDATE 文の後、EXEC ADO UPDATE DATASOURCE 文の前に埋め込みます。