CALL 文では、プログラムのファイル名またはプログラム名のどちらかを指定して、呼び出し先のプログラムを特定します。このプログラム名は、PROGRAM-ID 段落で定義します。
通常、プログラム名はファイル名と同じにします。つまり、プログラムの PROGRAM-ID 段落では、プログラムのファイル名を拡張子を付けずに指定します。この指定により、共通の名前を使用してプログラムを呼び出すことができるため、名前がファイル名かプログラム名かを意識する必要がありません。また、プログラムのリンク方法を変更しても、呼び出しには問題ありません。
CALL 文は、リンク方法に従って呼び出し先のプログラムを検索します。
プログラム名をファイル名と同じにすると、CALL 文でその名前を引用符で囲むことで、静的または動的のどちらでリンクされていても、プログラムを呼び出すことができます。