各ロケール サポート

制約事項:各ロケール サポートは、ネイティブ COBOL コードでのみサポートされます。

各ロケール サポート (NLS) の機能により、アプリケーションで言語が事前に不明であっても、特定の国に関連する文字コードセットや照合順序、編集記号にプログラムを自動で適応させることができます。この機能は英語圏の国々でも、コード ページの処理や、大文字と小文字の正しい照合、適切な通貨記号の選択に有用です。

全画面の ACCEPT を使用する場合は、adisctrl データベースに受け入れられるデータ キーの範囲を設定する必要があります。ご使用の COBOL 開発システムは、ユーザーが選択した言語、国、および文字セットに適切な各国語表を使用するように試みます。

NLS 機能により、特定の国やコード ページに関連する次のような機能を使用することができます。

NLS は、アプリケーションのメッセージ ファイルの作成にも使用できます。これらのメッセージ ファイルには、エラー メッセージを含めることができます。また、アプリケーションで表示する必要のある、その他の任意のメッセージを含めることもできます。

索引の整列に ASCII 文字の照合順序ではなくローカル文字の照合順序を使用する場合は、IXNLSKEY 指令を指定する必要があります。