ユーザーを移行する前に、Enterprise Server 構成オブジェクトをサポートするようにターゲット リポジトリを拡張する必要があります。この方法は、使用している LDAP サーバーによって多少異なります。いずれの場合も、MFDS -L コマンドを使用して必要な拡張機能を含む LDIF ファイルを作成し、LDAP サーバーの対応するコマンドを使用してインポートします。
Monitor and Control のユーザーは、サインオン テーブル (SNT) のエントリで定義されます。これらは dfhdrdat というファイルに格納されています。デフォルトの格納先は %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\etc\cas です。このファイルには、dfhdrdat.idx という索引ファイルが関連付けられています。両方のファイルを同じ場所に格納する必要があります。dfhdrdat.idx が存在しない場合は、dfhdrdat に最初にアクセスした際に作成されます。
例:
cas-to-ad
cas-to-ad -u myuser -p password -r . -l localhost:389
これにより、dfhdrdat からユーザー定義が抽出され、LDAP ディレクトリへのインポートが試行されます。