レベル番号 77 を持つ、独立したデータ項目を記述するデータ記述項。
レベル番号 78 を持つ、定数名を記述するデータ記述項。
レベル番号 88 を持つ、条件名を記述するデータ記述項。
比較条件を続けて記述する際に、共通する左辺、または共通する左辺および共通する比較演算子を省略した組み合わせ条件。
インスタンス オブジェクトの作成者として動作しないクラス。抽象クラスは、その下位クラスの動作を実装する。
ファイル中のレコードを操作する方法。
文によって活性状態になる関数、メソッド、またはプログラム。
活性化文を含む関数、メソッド、またはプログラム。
関数、メソッド、またはプログラムを実行させる文。
関数、メソッド、またはプログラムの状態の 1 つで、活性化されたが、まだ活性化した側の実行時要素に制御が戻っていない状態。
データ項目中の小数点の位置を、小数点を表す文字を用いて物理的に表現したもの。小数点を表す文字には、「.」(ピリオド) または「,」(カンマ) のいずれかを使用する。
特定の文字集合または文字照合順序 (あるいはその両方) の名前として使用する、利用者定義語。環境部の特殊名段落で指定する。
次の文字集合に属する文字。A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、O、P、Q、R、S、T、U、V、W、X、Y、Z、a、b、c、d、e、f、g、h、i、j、k、l、m、n、o、p、q、r、s、t、u、v、w、x、y、z、および空白。
計算機の文字集合に含まれる任意の文字または数字。
関数のうち、得られる値が、計算機の文字集合のうち 1 文字以上の文字列で構成されるもの。
索引ファイル中のレコードを識別する値を持つ、主レコード キー以外のキー。
関数、メソッド、またはプログラムの活性化文に指定される作用対象。組み込み関数または実行時要素の活性化時に渡されるデータを指定する。
数字基本項目の一意名、数値リテラル、数字基本項目の一意名や数値リテラルを算術演算子でつないだもの、算術式を算術演算子でつないだもの、または、かっこで囲んだ算術式。
次の集合に属する単一の文字、または固定の 2 文字の組み合わせ。
文字 | 意味 |
---|---|
+ | 加算 |
- | 減算 |
* | 乗算 |
/ | 除算 |
** | 累乗 |
データ項目の比較規則に従って、値が最小のものから最大のものの順にデータを整列させるために使用するキー。
データ項目中の小数点位置が、実際の文字を用いないで指定されたもの。想定小数点は、論理的には意味を持つが、物理的な表現はなされない。
次のいずれかの場合に発生する条件。
局所記憶節に記述されたデータ。
自動データ レコードの一部として記述されたデータ項目。
局所記憶節に記述された論理レコード。
データの物理的な単位。通常は 1 個以上の論理レコードで構成される。大記憶ファイルの場合は、1 つのブロックが論理レコードの一部であることもある。ブロックの大きさは、そのブロックが含まれるファイルの大きさと直接の関係はない。また、ブロックに含まれたり重なったりしている論理レコードの大きさとも直接の関係はない。ブロックと物理レコードとは、同等である。
プログラム名段落に EXTERNAL 句が含まれるプログラム。呼び出しプロトタイプは、実行されないプログラム宣言であるが、コンパイラ システムによって、同じソース ファイル内にあるプログラム定義の CALL 文の検証に使用される。
CALL 文の実行の結果として制御が渡されるプログラム。
CALL 文の実行によってプログラムに制御を渡す関数、メソッド、またはプログラム。
CHAIN 文の右辺に指定されたプログラム。
他のプログラムに対して CHAIN 文を実行し、そのプログラムへ連鎖するプログラム。
言語の、それ以上分割できない基本単位。
計算機の記憶域内でアドレス指定境界の左端にあるビット。
用途が DISPLAY として記述された標準データ形式の 1 文字を収めるために必要な記憶単位。
COBOL 言語の完全な文字集合は、次に列挙するすべての文字からなる。
文字 | 意味 |
---|---|
0、1、...、9 | 数字 |
A、B、...、Z | 大文字の英字 |
a、b、...、z | 小文字の英字 |
空白 (ブランク) | |
+ | 正符号 |
- | 負符号 |
* | アスタリスク |
/ | ストローク (斜線またはスラッシュ) |
= | 等号 |
$ | 通貨記号 |
, | カンマ |
; | セミコロン |
. | ピリオド (小数点または終止符) |
" | 引用符 |
( | 左かっこ |
) | 右かっこ |
> | 大なり記号 |
< | 小なり記号 |
: | コロン |
' | アポストロフィ |
& | アンパサンド |
連続した文字の並び。COBOL の語、リテラル、PICTURE 文字列、または注記項を形成する。
ゼロ個以上のオブジェクトの共通の動作および実装を定義する実体。実装が共通しているオブジェクトは、同じクラスのオブジェクトと見なされる。
作用対象がすべて英字であるか、すべて数字であるかを問う命題。さらに、小文字の英字のみ、大文字の英字のみ、環境部の特殊名段落で CLASS 句によって定義されている文字集合に含まれる文字のみを含むかどうかを検査できる。
クラスを定義するソース単位。
クラス オブジェクトのメソッド。
クラスを識別する利用者定義語。
真理値を判別できる命題に名前を割り当てる利用者定義語。環境部の特殊名段落で定義する。データ項目の値は、クラス名の定義に列挙された文字だけで構成される。
記述項の属性を指定するために、一連の COBOL 文字列を並べたもの。
「語」を参照。
計算機で処理できる文字を並べる順序。整列、併合、比較のため、および索引ファイルの順次処理のために使用される。
印字行または画面行における文字位置。行の左端の文字位置を 1 として、行の右端の文字位置まで右に 1 ずつ繰り上げながら番号付けされる。
2 個以上の条件を、論理演算子の「AND」または「OR」で結んだ条件。
見出し部の記述項で、計算機の文字集合に含まれる任意の文字を組み合わせることができる。注記項は注記を書く目的でのみ使用する。複数行にわたって記述でき、部名、節名、または段落名を検出した場所、または行の A 領域にある文字を検出した場所で終わる。
2 つの連続した COBOL 文字 '*>' を記述することで、注記行または行内注記を示す。
行の標識領域にアスタリスク (*) を付けたソース行で、その行の A 領域および B 領域には、計算機の文字集合の任意の文字を記述できる。注記行は、プログラム中で説明のためだけに使用する。特別な注記行を表すものとして、標識領域に斜線 (/) を書くことができる。この場合、その注記行が印字される前に、改ページされる。
別のプログラムに含まれているプログラムであるが、その別のプログラムに直接的または間接的に含まれるどのプログラムからでも呼び出せるプログラム。
一緒に翻訳に出される一連のソース単位。
ソース単位のうち、別のソース単位内で入れ子になっていないもの。
翻訳群が、1 つ以上の実行可能な実行時要素で構成される実行時モジュールに翻訳された時点。
翻訳指示またはソース原文操作を記述した文。
翻訳群の翻訳時に特定の処理を実行する、COBOL コンパイラに対する指示。
2 個の連続した COBOL 文字 >> で始まり、その後に翻訳指示語が続く、ソース原文の行。
翻訳指示の構文で使用される COBOL の語。
1 個以上の論理演算子を 1 個以上の条件に作用させる条件。「否定単純条件」、「組み合わせ条件」、「否定組み合わせ条件」の各項を参照。
翻訳群をオブジェクト コードに変換する計算機、またはオブジェクト コードを実行する計算機を識別するシステム名。
真理値を定めることのできる、実行中のプログラムの実行時の状態。一般形式または一般形式を参照する規則で「条件」(条件 1、条件 2 など) と呼ばれる場合は、単純条件 (かっこ付きのものを含む) または構文的に正しい組み合わせの複合条件で構成される条件式で、真理値を決められるものである。複合条件には、単純条件、論理演算子、かっこを組み合わせることができる。
条件変数が取り得るすべての値のうち、特定の値、値のセット、または値の範囲に割り当てられる利用者定義語。または、作成者が定める、スイッチまたはデバイスの状態に割り当てられる利用者定義語。
ある条件変数の値が、その条件変数に関連する条件名に割り当てられている値の組に含まれるかどうかを問う命題。この結果によって真理値が定まる。
IF 文、PERFORM 文、EVALUATE 文、SEARCH 文の中に指定された、単純条件または複合条件。「単純条件」および「複合条件」の各項を参照。
指定された条件の真理値が評価されることでその後の制御の流れが決まる文。
1 個以上の値に条件名が割り当てられるデータ項目。
環境部にあって、ソースおよび実行用計算機の全般的な仕様を記述する節。
異なるインターフェイスを持つオブジェクトが想定されているケースで、特定のインターフェイスを持つオブジェクトの使用を許可するプロパティ。適合によって、元になるインターフェイスに対して指定された任意の操作が、適合する側のインターフェイスによってサポートされる。
固定値の名前として割り当てられる利用者定義語。
形式として指定されているが、指定された文脈でのみ予約語となる COBOL の語。
データ部の連続した記述項で記述される項目。これらの項目間には一定の階層関係が作られる。
数値の格納または数値の表現に使用されるデータ項目で、その数値に対する別の数値の加算または減算、数値の変更、ゼロへのリセット、任意の正または負の値への設定が可能である。
ACCEPT 画面文の実行中に端末の入出力操作の状態を示すために値が設定される、概念的な実体。
COBOL 字 '$'。PICTURE 文字列でデフォルトの通貨記号として、および、データ項目の編集された形式で表示されるデフォルト通貨文字列として使用される。
数字データ項目が PICTURE 文字列の中に通貨編集用記号を含んでいる場合に、編集操作の結果としてその項目に設定される文字の組。「特殊名段落」のトピックを参照。
通貨文字列の存在を表すために PICTURE 文字列で使用される文字。「特殊名段落」の項を参照。
ファイルの処理中に、そのファイルに関連付けられたレコード領域で利用できる状態になっているレコード。
順編成ファイルの現在のボリュームをポイントする概念的な実体。
文字位置指定可能な端末 (CRT) の画面上で視認できる標識で、キーボードによる次のデータ文字入力が表示される画面上の位置を示す。
文字位置指定可能な端末 (CRT) のキーボード上のキーで、画面上のカーソルの位置を制御するもの。これらのキーには通常、上下左右、次の画面項目、前の画面項目にカーソルを移動するキーが含まれる。
データ部にある項目で、レベル番号と、それに続くデータ名、一連のデータ句で構成される。データ名の指定は任意であり、データ句は必要なものを指定する。
データ記述項によって定義されたデータの単位、または一意名の評価の結果として定義されたデータの単位。
文字位置指定可能な端末 (CRT) のキーボード上のキーで、個々の印字可能なデータ文字を表すもの。
データ部のデータ記述項に記述される、データ項目の名前として使用する利用者定義語。一般形式において「データ名」と示されているときは、添え字も指標も付けていないものを指す。ただし、書き方に関する規則に、添え字または指標を使えると明記してある場合は例外である。
「2 バイト文字集合」を参照。
固定形式ソースでは、行の標識領域に「D」または「d」を記述した行。自由形式ソースでは、行の 1 文字目に「D」または「d」を記述し、2 文字目に空白を入れた行。
USE FOR DEBUGGING 文を含む節。
手続き部の冒頭に記述する、特別な目的で使用する 1 個以上の節。最初の節の冒頭には必要語 DECLARATIVES を記述し、最後の節の末尾には必要語 END DECLARATIVES を記述する。宣言部分には、まず節の見出しを書き、続けて COBOL システム指示文 USE および関連する段落を記述する。段落は、必要ない場合もある。
1 個の USE 文で構成される COBOL システム指示完結文であり、末尾に分離符の終止符 (.) を記述する。
数字編集データ項目からすべての編集文字を論理的に除去して、編集前のそのデータ項目の値に戻すこと。
明示範囲符を含む文。
文字列の終わりを識別し、後続の文字列と分離するための、文字または連続する一連の文字。区切り文字は、それが区切る文字列には含まれない。
データ項目の比較規則に従って、値が最大のものから最小のものの順にデータを整列させるために使用するキー。
1 桁の数字を収めるのに必要な物理的記憶域の大きさ。その大きさは、該当するデータ項目の用途によって変わる。
COBOL のソース要素には、次の 4 つの部がある。見出し部、環境部、データ部、および手続き部。各部は、ゼロ個以上の節または段落で構成される。
部の始まりを示すもので、いくつかの語の組み合わせの後を終止符および空白で止めたもの。部の見出しには次のものがある。
文字ごとに 2 バイトが使用される文字集合。
呼び出し法の 1 つで、1 つの OPEN 文の範囲で、特定の論理レコードを乱呼び出しによってディスク ファイルから取り出し、格納することができる (「乱呼び出し」を参照)。また、順呼び出しによってファイルから取り出すこともできる (「順呼び出し」を参照)。
PICTURE 文字列に指定された 1 文字または 2 文字の組み合わせで、データ項目が編集されるときに挿入される。
論理的にさらに分割されることのないデータ項目。
ソース単位の終わりを示すマーカー。
COBOL ソース要素において、それ以降には手続きを記述しない物理的な位置。
END PROGRAM プログラム名.
文字位置指定可能な端末 (CRT) のキーボード上のキーで、画面の項目または画面のレコードの入力が完了したことの合図となるもの。
一連の句の組からなる記述を、分離符の終止符 (.) で止めたもの (注記項の場合を除く) で、見出し部、環境部、またはデータ部に記述する。
デフォルトの入口点からプログラムの実行を開始するための代替入口点を識別する、利用者定義語。デフォルトの入口点は、ソース プログラム内の宣言ではない最初の手続き文である。
関数、メソッド、またはプログラムが実行される時点。
明示的に定義された属性。
明示的なインターフェイス メンバーの実装は、明示的には呼び出されない可能性があるメソッドである。このメソッドは、インターフェイス型にキャストされているこのクラスのインスタンスで対応するメソッドが呼び出された際に、暗黙的に呼び出される可能性がある。
手続き部の特定の文の範囲を終了させる予約語。
浮動小数点表示において、表現の基数にべき乗する値。
算術式または条件式。
EXTEND 指定をして OPEN 文を実行した後のファイル結合子の状態。このファイル結合子に対して REEL 指定または UNIT 指定をせずに CLOSE 文を実行するまで続く。
プログラム中で、外部データ項目および外部ファイル結合子として記述されたデータ。
実行単位の中で、1 つ以上の実行用プログラムで参照できるファイル結合子。
「リポジトリ」を参照。
作成者が定義して名前を付けるハードウェアまたはソフトウェアのデバイスで、2 つの交互状態のどちらかであることを示すために使用される。
ファクトリ オブジェクトを定義するソース単位。
ファクトリ オブジェクトのメソッド。
クラスの唯一のオブジェクト。クラスのファクトリ定義によって定義される。クラスごとに 1 つのファクトリ オブジェクトがある。ファクトリ オブジェクトは、そのクラスのオブジェクトの作成元となる。
ファクトリ オブジェクトのデータ。ファクトリ定義のデータ部で宣言され、そのクラスのすべてのオブジェクトに共通する。
基本的な画面項目を表示する端末画面の連続領域。
特定の予約語を使用することで参照される、COBOL システムによって生成される値。
論理レコードの物理的な集合。
ファイルに関する情報を含む記憶領域で、ファイル名と物理ファイルの間、およびファイル名とその関連レコード領域の間の連絡に使用される。
ファイルに関連する物理属性を宣言する、SELECT 句およびそれに従属する句。
データ部のファイル節にある記述項で、レベル指示語の FD に続けてファイル名を書き、その後に必要なファイル句の組を書く。
ファイル結合子の名前として使用する、利用者定義語。データ部のファイル節で、ファイル記述項または整列併合ファイル記述項に指定する。
ファイルを作成するときに永続的に定まる、ファイルの論理構造。
次のいずれかを示す概念的な実体。索引ファイルに対する参照キー中の現在のキー値。または、順編成ファイルに対する現在レコードのレコード番号。または、相対ファイルに対する現在レコードの相対レコード番号。または、次の論理レコードが存在しないこと。または、相対レコード番号中の有効数字の桁数が相対キー データ項目の桁数より大きいこと。または、入力の不定ファイルが存在しないこと。または、ファイル終了条件がすでに存在していること。または、有効な次のレコードがないこと。
データ部の節で、ファイル記述項、整列併合ファイル記述項、および関連するレコード記述を書く。
入出力操作の状態を示す 2 文字の値を格納する、概念的な実体。
同じ物理ファイルへの同時アクセスを制御する連携環境。
ファイルに関する情報で、ファイルが作成されたときに確立され、以降そのファイルが存在している間は変更できないもの。具体的には、ファイルの編成 (順編成、相対編成、索引編成)、主レコード キー、副レコード キー、符号系、レコードの最小の大きさおよび最大の大きさ、レコードの型 (固定長か可変長か)、索引ファイルのキーの文字照合順序、物理レコードの最大の大きさおよび最小の大きさ、埋め草文字、レコード区切り文字がある。
画面上の数字項目および数字編集項目にデータを入力するときの、デフォルトの方式。この方式では、入力されたデータは形式を整えられて画面に表示される。また、キーボードからデータを入力するにつれて、該当する項目に指定されている PICTURE の内容に応じて、カーソルが移動される。「+」、「-」、および小数点以外の文字は受け付けられない。編集項目中の挿入文字は、カーソルが前後に移動する際に、飛ばされる。符号を表すものは正規の仕様に従って変更される。浮動記号は項目中を左右に移動される。数字が挿入されたり削除されたりするのに応じて、挿入記号が表示されたり消去されたりする。
COBOL ソースの各行が、各種の固定領域に分割される 80 文字で構成されるソース形式。各領域に表示される構文には制限がある。他に自由形式ソースがある。
レコードが関連付けられているファイルのファイル記述項または整列併合記述項で、すべてのレコードに含まれる文字位置が同数でなければならないと定められたもの。
固定小数点表現を使用する数値データ項目。
固定小数点表現で、基数が 10 であり、1 つ以上の数字およびオプションで小数点または算術記号 (あるいはその両方) で構成されるリテラルとして表現される量。
個々の数値が一連の数字で表される位置表現。基数点の位置は、暗黙的または明示的な基数点の位置に基づくセットの右端を基準にして固定されている。
浮動小数点形式で表した数量。仮数部と指数部に分けて表現される。仮数部は、10 を基数にした固定小数点の数値リテラルであり、小数点を含まなければならない。指数部は、文字「E」の後ろに、符号付きで小数点を含まない固定小数点の数値リテラルを続けたものである。
2 組の一連の数字、仮数部、および指数部で数値を表した数値表現。
印字ページの下部余白に隣接するページ本体の位置。
一組のデータの特定の並び方。
手続き部の見出しまたは ENTRY 文の USING 指定に指定されたデータ名。関数、メソッド、またはプログラムでパラメーターに対して使用される名前を指定する。
画面上の数字項目および数字編集項目にデータを入力するときの、デフォルトとは別の方式。デフォルトの方式は、固定方式である。この方式では、カーソルが入力項目内にある間は、キーボードから入力したデータはそのまま入力項目内に保持される。カーソルが入出力項目の外に出された時点で初めて、PICTURE 仕様に従ってデータが編集される。このとき、数字、符号、および小数点以外のすべての文字は無視される。そして、取り上げられた数字が編集されて格納される。この作業は、同じ PICTURE のデータ項目を転記するときの、COBOL の規則に従って行われる。得られた数値は、通常は画面上に表示される。
COBOL ソースの各行を最大 250 バイトの文字で構成できるソース形式。行のどこに構文を配置するかについて制限はない。他に固定形式ソースがある。
文の実行中に組み込み関数または利用者定義関数が参照された時点で値が決定される、一時的なデータ項目。
組み込み関数名、利用者定義名、または関数プロトタイプ名を参照する一意名。関数によって表されるデータ項目は、関数名と、引数がある場合にはその引数とによって、一意に識別される。関数一意名には部分参照を適用できる。英数字関数を指す関数一意名は、一般形式中の一意名を指定できる箇所であればどこにでも指定できる。ただし、何らかの制限がある場合がある。整数関数または数字関数を指す関数一意名は、一般形式中の算術式を指定できる箇所であればどこにでも指定できる。
文字位置指定可能な端末 (CRT) のキーボード上のキーで、有効になっており押されたときに、画面上のレコードの入力が完了して機能が要求されたことを合図するもの。
関数の値を決定するために作成者が提供したメカニズムの名前を表す語。
特定の関数の評価に必要な引数、関数の評価の結果を返すデータ項目、および関数の評価に必要なその他のすべての要件を統括する規則を指定する定義。
1 つのプログラムでのみ宣言される名前であるが、そのプログラムから、およびそのプログラムに含まれるプログラムから参照できる。
一連の基本項目の組に、名前を付けたもの。
文字列の左端の文字。
環境部の段落の名前で、特定の入出力方法の要件、再開点、複数のデータ ファイルによる領域の共用、および単一の入出力装置上の複数のファイル記憶域を指定する。
I-O 指定をして OPEN 文を実行した後のファイル結合子の状態。このファイル結合子に対して REEL 指定または UNIT 指定をせずに CLOSE 文を実行するまで続く。
データの単位を一意に参照する、文字列および分離符の組み合わせ。
無条件に決まった動作を行うよう指定する文、または明示範囲符で区切られた条件文 (範囲明示文)。1 つの無条件文は、複数の無条件文がつながったものであってもよい。
明示的に指定されていない属性。
先行する未終了の文の範囲を終了させる、分離符の終止符。または、文中の指定によって、先行する指定に含まれる文の範囲の終わりを示すもの。
コード区分の大きさを調整するために、COBOL システムによって作成される区分。
計算機の記憶領域またはレジスタで、その値によって表内の特定の要素を識別する。
指標名に関連する値を格納する、データ項目。
特定の表に関連付けられた指標の名前として使用する、利用者定義語。
データ名に続けて、かっこで囲んだ 1 つ以上の指標名で構成される一意名。
索引編成のファイル。
各レコードが、レコード中の 1 つ以上のキーの値によって識別されるような、永続的な論理ファイル構造。
COBOL ソース レコードの左端の文字位置。ここに記入した値によって、その用途が示される。
1 つ以上のクラスのインターフェイスおよび実装を、他のクラスの基盤として使用するメカニズム。下位クラスは、1 つ以上の上位クラスから継承する。継承先のクラスのインターフェイスは、継承元のクラスのインターフェイスに準拠する。
1 つ以上のインターフェイスの仕様を、他のインターフェイスの基盤として使用するメカニズム。継承先のインターフェイスは、継承元のインターフェイスに準拠する。
初期プログラムの作業場所節またはファイル節に記述されているデータ。
初期データ レコードの一部として記述されたデータ項目。
初期プログラムの作業場所節またはファイル節に記述されている論理レコード。プログラムの呼び出しごとに初期化される。
初期プログラムに記述されているファイル結合子。プログラムの呼び出し時にはオープン モードにならない。
実行単位でプログラムが呼び出されるたびに初期状態になるプログラム。
実行単位で最初に活性化されたときの、関数、メソッド、またはプログラムの状態。
ソース行で 1 つ以上の COBOL の語または文字列が前に付いた注記。
記述に TO 指定が含まれる画面項目。
入力モードで開かれるファイル。
INPUT 指定をして OPEN 文を実行した後のファイル結合子の状態。このファイル結合子に対して REEL 指定または UNIT 指定をせずに CLOSE 文を実行するまで続く。
作成者によって提供される、ファイルの処理を指示または制御するシステム。
入出力両用モードで開いたファイル。
環境部にあって、ファイルの入出力に関する記述を書く節。この節で、プログラムで使用するファイルおよび外部媒体に名前を付け、プログラムの実行中にデータを伝送したり操作したりするために必要な情報を記述する。
個別のレコードに対して、またはファイル単位で操作を実行してファイルを処理させる文。入出力文には次のものがある。CLOSE、DELETE、OPEN、READ、REWRITE、START および WRITE。
整列するレコードの引き渡しを管理するために、SORT 文の実行中に制御が渡される一連の文。
インスタンス オブジェクトのメソッド (クラス メソッドとは異なる)。
オブジェクト参照が特定のクラスまたはインターフェイスのインスタンスであるかどうかを判別する、真理値を判別できる命題。
小数点以下の桁位置を含まない、数値リテラルまたは数値データ項目。
項類が数字の関数であって、どのような場合にも、その関数を評価した結果として返される値の小数部分がゼロであると定義されるもの。
メソッドを正しく呼び出すために必要な情報。
メソッド プロトタイプの集まり。
インターフェイスを定義するソース単位。
ソース単位内に記述されているデータ。外部データ項目および外部ファイル結合子はすべて除く。連絡節に記述された項目は、内部データとして扱われる。
実行単位内の 1 つのランタイム モジュールにのみアクセスできるファイル結合子。
関数の値を決定するために作成者が提供したメカニズムの名前を表す語。
索引ファイルまたは相対ファイルに関連付けられたキーの値が、実行時に無効であると判定されるような条件。
「メソッド呼び出し」を参照。
「入出力管理システム」を参照。
レコードの位置を識別するためのデータ項目、またはデータの順序を識別するために用いるデータ項目の組。
索引ファイル内のレコードにアクセスするためにファイル結合子が現在使用している、主キーまたは副キー。
語の書き方で一般形式が使用されている場合に、必ず指定しなければならない予約語または組み込み関数名。
特定のプログラミング言語を指定するシステム名。
特定の種類のファイルを識別する 2 文字の英字。データ部のレベル指示語は次のとおり。FD、RD、および SD。
論理レコードの階層構造におけるデータ項目の位置を示す、またはデータ記述項の特別なプロパティを示す、利用者定義語。レベル番号は、1 桁または 2 桁の数字で表す。
1 から 49 の範囲内のレベル番号は、論理レコードの階層構造におけるデータ項目の位置を示す。1 から 9 までのレベル番号は、1 桁の数字として書いてもよいし、前に 0 を付けて書いてもよい。
レベル番号 66、77、78、および 88 は、データ記述項の特別なプロパティを示す。
オブジェクト コードの生成中に COBOL システムが使用する COBOL 登録集ソース ファイルの、名前として使用する利用者定義語。
翻訳時に COPY 文によってソース原文に取り入れる目的で、COBOL 登録集に存在する原文。
順編成ファイルの一種であって、ホスト オペレーティング システムによって生成される、テキスト ファイル形式の可変長レコードを含む。
活性化される要素のデータ部にあり、活性化する側の要素で使用できるデータ項目を記述する節。この節に記述するデータ項目は、活性化する側と活性化される側の両方の要素から参照できる。
文字列内の順序付きの文字の集まりから値が導き出される文字列。
記述内に PICTURE 句を含まない基本画面項目。
レコード施錠が有効なときに、開いているファイル結合子の状態。レコード施錠が手動か自動かを示す。
予約語の AND、OR、および NOT。条件を記述するとき、AND および OR は、論理連結子として使用できる。NOT は、論理否定子として使用できる。
上部余白、ページ本文、および下部余白で構成される、概念的な実体。
最も包括的なデータ項目。レコード用のレベル番号は 01 である。
文字列の右端の文字。
順編成と乱編成のどちらでもデータを編成し維持できる記憶媒体。
大記憶に収められたレコードの集まり。
MERGE 文によって併合 (マージ) されるレコードの集まり。併合ファイルは、併合機能によってのみ作成され、使用される。
メソッド定義の手続き部で宣言される手続き型コードで、そのオブジェクトのメソッド呼び出しによって実行される。
メソッドを定義するソース単位。
指定されたオブジェクトで名前付きメソッドを実行する要求。メソッド呼び出しは、オブジェクト、メソッド名、およびメソッド定義で要求されているパラメーターを識別する。
メソッドを識別する利用者定義語。
メソッドの名前およびパラメーター タイプ (指定されている場合は戻り項目を含む)。インターフェイスのメソッド定義で指定される。
DBCS 文字を含む文字リテラル。
環境部で、指定された作成者語に関連付けられる利用者定義語。
実行用計算機段落で指定する、計算機に関連する作成者定義の文字集合。
実行用計算機段落で指定する、計算機に関連するデフォルトの文字照合順序。
かっこで囲んだ組み合わせ条件の直前に、論理演算子の NOT を付けたもの。
単純条件の直前に、論理演算子の NOT を付けたもの。
現在の文の実行が完了した後で制御が移される、次の完結文。
現在の文の実行が完了した後で制御が移される、次の文。
ファイル中で現在レコードに論理上後続するレコード。
作業場所節、局所記憶節、および連絡節の基本データ項目で、他のデータ項目と階層関係がないもの。
計算機の文字集合に属する任意の文字の組み合わせを値として持つことのできる、データ項目。文字項目の項類によっては、使用できる文字が制限される。
引用符で囲んだ文字列。この文字列には、計算機の文字集合に属する任意の文字を含めることができる。文字リテラルの中に単一引用符を入れる場合は、引用符を 2 つ連続して記述する。
次の数字セットに属する文字。0、1、2、3、4、5、6、7、8、9。
字類および項類が数字に属する関数であるが、関数評価上の何らかの理由によって、整数関数の要件を満たさないもの。
0 から 9 までの数字で表される値のみを内容とするよう制限されているデータ項目。符号付きの場合、項目に「+」、「-」、またはその他の演算符号の表現を含めることもできる。
「固定小数点の数値リテラル」および「浮動小数点の数値リテラル」を参照。
データおよびそのデータに作用するメソッドで構成される単位。
オブジェクト定義のデータ部に記述されているデータ。そのメソッドに記述されたデータを除く。
オブジェクトを定義するソース単位。
オブジェクトのメソッド (ファクトリ オブジェクトのメソッドであるファクトリ メソッドとは異なる)。
オブジェクトとの値のやり取りのために、オブジェクト参照の修飾に使用できる名前。
オブジェクトへの参照を含む、明示的または暗黙的に定義されたデータ項目。
オブジェクト参照に指定された記述があるかのように、翻訳時に扱わせる構文。実行時には、この記述の適合検査がオブジェクトに対して実行される。
標準 COBOL の次の版で削除される予定の、標準 COBOL の言語要素。
ファイルに対して OPEN 文を実行してから、そのファイルに対して RELL 指定または UNIT 指定をせずに CLOSE 文を実行するまでの、ファイルの状態。特定のオープン モードは OPEN 文に指定する。INPUT、OUTPUT、I-O、または EXTEND がある。
作用対象の一般的な定義は、「操作の対象となる要素」である。このマニュアルの記述では、一般形式の中に日本語で示した語が、作用対象を表している。日本語で示した語は、作用対象によって表されたデータ項目を暗黙的に参照することも表す。
数値データ項目または数値リテラルに付けて、値が正か負かを示す算術符号。
実行時モジュールが実行されるときに必ずしも存在しなくてもよいものとして宣言されたファイル。
言語を読みやすくするだけのために、ある書き方の中に書く予約語。
記述に FROM 指定が含まれる画面項目。
出力モードまたは拡張モードで開かれたファイル。
OUTPUT 指定をして OPEN 文を実行した後のファイル結合子の状態。このファイル結合子に対して REEL 指定または UNIT 指定をせずに CLOSE 文を実行するまで続く。
SORT 文の実行中に整列機能が整列を完了した後、または MERGE 文の実行中に併合機能が併合順序の次のレコードを選択可能とした後に、制御が移る文の組。
見出し部および環境部においては、段落の見出しに続く、いくつかの記述項 (記述項がない場合もある)。手続き部においては、段落名 (終止符に続く空白で止める) に続く、いくつかの文 (文がない場合もある)。
見出し部および環境部で、段落の始まりを示す予約語。終止符 (.) に続く空白で止める。
手続き部において段落を識別し、その始まりを示す利用者定義語。
1 つ以上の依存するクラスまたはインターフェイスの詳細が、クラス定義で指定されていないクラス。それらの依存するクラスまたはインターフェイスの詳細は、パラメーター付きクラスが使用される前にパラメーターによって指定される。
1 つ以上の依存するクラスまたはインターフェイスの詳細が、インターフェイス定義で指定されていないインターフェイス。それらの依存するクラスまたはインターフェイスの詳細は、パラメーター付きインターフェイスが使用される前にパラメーターによって指定される。
順序付けされた COBOL の文字列のセットで、項目または文の属性を指定するもの。かつ、手続き部を除くすべての部の句または段落のサブセット、および手続き部の文のサブセットである。
作成者によって定義される、デバイス依存の概念。
「ブロック」を参照。
データ項目のアドレスを格納できるデータ項目。
暗黙的に生成されるデータ項目で、一意名 NULL、SELF、SELFCLASS、または SUPER のいずれかで参照される。
索引ファイル中のレコードを一意に識別する値を持つキー。
手続き部にある、段落または論理的に連続する段落のグループ。あるいは、節または論理的に連続する節のグループ。
文が記述されている順序に従わず、次の実行文以外の文に明示的に制御を移行させる文。手続き分岐文には次のものがある。CALL、EXIT、EXIT METHOD、EXIT PROGRAM、GO TO、GOBACK、INVOKE、MERGE (OUTPUT PROCEDURE 指定)、PERFORM、および SORT (INPUT PROCEDURE 指定または OUTPUT PROCEDURE 指定)。
手続き部の段落または節の名前として使用する、利用者定義語。
プログラムのアドレスを格納できるデータ項目。
プログラムの呼び出し方法、呼び出しプロトタイプを単に宣言するソース プログラム。プログラム定義とは異なり、実行可能な手続きは含まれない。「呼び出しプロトタイプ」を参照。
手続き部で指定された手続きによってプログラムを実行する方法を定義するソース プログラム。従来の COBOL プログラムであり、プログラム宣言とは区別される。
COBOL のソース プログラムを識別する利用者定義語。
特定のサブプログラムが受け取るものと想定されているパラメーターのクラスに適用される規則、およびそのサブプログラムに制御を渡し、かつサブプログラムから制御を取得して情報を返すのに必要なその他の要件を指定する定義。
画面上で、空の文字位置を示して入力を要求する文字。
「オブジェクト プロパティ」を参照。
ソース原文または COBOL 登録集の中で、仮原文の区切り文字で囲まれた一連の原文語、注記行、または分離符の空白。ただし、区切り文字は含まれない。
仮原文を区切るために使用される、2 つの連続する等号 (=)。
次の集合に属する文字。
文字 | 意味 |
---|---|
, | カンマ |
; | セミコロン |
. | ピリオド |
" | 引用符 |
( | 左かっこ |
) | 右かっこ |
空白 | |
= | 仮原文の区切り文字における等号 |
' | アポストロフィ |
: | コロン |
& | アンパサンド |
一意名のうち、データ名の後に 1 組以上の連結語 OF または IN を記述し、さらにデータ名の一意名を記述したもの。
数値の位置表現において、数字位置の有意性に乗算することで次上位の数字位置の有意性を導く、正の整数。
相対ファイルまたは索引ファイルに対して、論理レコードを読み込み、削除、挿入するときに、対象とするレコードを、プログラム中のキー データ項目の値によって指定できる呼び出し法。
画面節中の PICTURE 句において、TO 指定または USING 指定が対象とするデータ項目。
「論理レコード」を参照。
ファイル節中のレコード記述項に記述したレコードを処理するために割り当てられた、記憶領域。
特定のレコードに関連付けられたデータ記述項の集合。
索引ファイル中のレコードを識別する値を持つキー。主レコード キーと副レコード キーがある。
ファイル内の特定のレコードに関連付けられた標識で、施錠機能によって設定および解放される。複数のファイル結合子がそのレコードに同時にアクセスできるかどうかを判別するために使用される。
他のファイル結合子による関連レコードへのアクセスがレコード錠によって防止されている共有ファイルについての、レコード アクセスの制御。
データ部のレコード記述項に記述されるレコードの名前として使用する、利用者定義語。
順編成のファイルにおけるレコードの序数。
ファイルの一部、ファイル全体、または任意の数のファイルを格納する記憶媒体の個別の部分。
ソース原文および登録集原文の標準的な記述方法。
データ項目の左端の文字およびデータ項目の長さを指定することによる、データの定義。
一意名、開始位置、および長さを指定することで、作成された一意のデータ項目を参照する一意名。
「比較演算子」を参照。
次の集合に属する文字。
文字 | 意味 |
---|---|
> | より大きい |
< | より小さい |
= | 等しい |
>= | より大きいまたは等しい |
<= | より小さいまたは等しい |
< > | 等しくない |
算術式、データ項目、リテラル、または指数の値と、別の算術式、データ項目、リテラル、または指数の値との間に、指定した関係があるかどうかを問う命題。この結果によって、真理値が定まる。
比較条件の作成に使用される、予約語、比較文字、連続する予約語のグループ、または連続する予約語および比較文字のグループ。使用できる演算子およびその意味は次のとおり。
比較演算子 | 意味 |
---|---|
IS [NOT] GREATER THAN IS [NOT] > | 「より大きい」または「以下」 |
IS [NOT] LESS THAN IS [NOT] < | 「より小さい」または「以上」 |
IS [NOT] EQUAL TO IS [NOT] = | 「等しい」または「等しくない」 |
IS GREATER THAN OR EQUAL TO IS >= | 「より大きい」または「等しい」 |
IS LESS THAN OR EQUAL TO IS <= | 「より小さい」または「等しい」 |
IS UNEQUAL TO IS < > | 「等しくない」 |
EQUALS | 「等しい」 |
EXCEEDS | 「より大きい」 |
相対編成のファイル。
相対ファイル中の論理レコードを識別する値を持つキー。
ファイル中のレコードを 1 以上の整数値によって一意に識別する、永続的な論理ファイル構造。この整数値は、ファイル中のレコードの論理的な順序を表す。
相対編成のファイルにおけるレコードの序数。
クラス名、メソッド名、メソッド パラメーター、および作成者が必要とするその他の情報に関連する情報用に、作成者が提供する記憶域。
環境部の構成節の段落であり、その環境部の範囲内で使用するプログラム プロトタイプ名、関数プロトタイプ名、プロパティ名、クラス名、およびインターフェイス名を指定できる。また、FUNCTION という語を指定せずに使用できる、組み込み関数名を宣言することもできる。
COBOL 言語の一環としてあらかじめ決めてある語。予約語は COBOL のソース プログラム中で利用者定義語またはシステム名として使用してはならない。
算術演算の結果を格納するための、利用者定義のデータ項目。
上位クラスをもたないクラス。
COBOL 以外の言語で書かれた手続き (ルーチン) を識別するための利用者定義語。
COBOL システムによって生成されたコードが実行される時点。
COBOL システムによって生成されたコード (実行用プログラム) を解釈して、オペレーティング システムとのインターフェイスをとりながら、そのプログラムを実行できる状態にするソフトウェア。
実行時に問題解決の単位として相互に作用し機能する、1 つ以上のランタイム モジュール。
ソース要素を翻訳した結果の実行可能単位。関数、メソッド、またはプログラムがある。
翻訳単位を翻訳した結果。
データ部の画面節の記述項で、レベル番号、画面名、一連の画面句で構成される。画面名の指定は任意であり、画面句は必要なものを指定する。この記述項は、形の上ではデータ記述項とよく似ている。ただし、データ記述項は記憶領域を定義するのに対して、画面記述項は画面領域を定義する。
画面記述項によってプロパティが割り当てられる、画面上のフィールド。
画面記述項に記述される画面項目の名前として使用する、利用者定義語。
レベル番号が 1 の画面記述項。
データ部中の最後の節。この節で、ACCEPT 文の書き方 4 および DISPLAY 文の書き方 2 を通じて呼び出す、画面領域のレイアウトを定義する。
節の見出しおよび節の本体で構成される。冒頭に節の見出し、その後ろに本体としての一連の段落、または記述項が続く。ただし、段落または記述項がない場合もある。
環境部、データ部、手続き部の節の始まりを示す語の組。終止符 (.) に続く空白で止める。
手続き部の節の名前として使用する、利用者定義語。
手続き部内の節を、区分化の目的で分類するための利用者定義語。区分番号には、0 から 9 までの数字のみを使用できる。区分番号は 1 桁または 2 桁の数字で表すことができる。
画面節中の PICTURE 句において、FROM 指定または USING 指定が対象とするデータ項目。
1 つ以上の文を連ね、その最後の文を終止符 (.) に続く空白で止めたもの。
中に含んでいるプログラム以外の他プログラムとは、すべて別々に処理されるプログラム。
文字列を区切る 1 文字または連続する 2 文字。
論理レコードを、ファイル中のレコードの順序によって決まる連続した先行レコードと後行レコードの順に、読み込んだり書き出したりする呼び出し法。
順編成のファイル。
ファイル中にレコードを格納したときに確立される先行と後行の関係に基づいてレコードを識別する、永続的な論理ファイル構造。
ファイル共有が指定されたファイル。
ファイル共有のモードを示す、開いているファイル結合子の状態。共有モードには次のものがある。SHARING WITH ALL OTHER (他のすべてと共有)、SHARING WITH NO OTHER (他と共有せず)、および SHARING WITH READ ONLY (読み出しのみ共有)。
データ項目または算術式の代数値が、正であるか負であるかゼロであるかを問う命題。この結果によって真理値が定まる。
外部リポジトリ内のソース単位に関して格納される情報。
浮動小数点表現では、数値の有効桁を表す固定小数点数。
次のいずれかの条件。
比較条件、字類条件、スイッチ状態条件、条件名条件、正負条件、単純条件をかっこで囲んだもの。
SORT 文によって整列 (ソート) されるレコードの集まり。整列ファイルは、整列機能によってのみ作成され、使用される。
整列ファイルまたは併合ファイルの特性を指定する、データ部の記述項。
ソース単位から、入れ子になったソース単位を除いたもの。
COPY または REPLACE という語で始まる文で、翻訳中にソース原文の挿入および置換の機能を提供する。
見出し部で始まり、終了見出しまたは翻訳群の末尾で終わる、一連の文。ソース単位に内包されるソース単位がある場合はそれも含む。
次の集合に属する文字。
文字 | 意味 |
---|---|
+ | 正符号 |
- | 負符号 |
* | アスタリスク |
/ | スラッシュ (斜線) |
= | 等号 |
$ | 通貨記号 |
, | カンマ (小数点) |
; | セミコロン |
. | ピリオド (小数点) |
' | 引用符 |
( | 左かっこ |
) | 右かっこ |
> | 大なり記号 |
< | 小なり記号 |
' | アポストロフィ |
: | コロン |
& | アンパサンド |
特殊文字のみで構成される予約語。
環境部の段落の名前で、利用者が指定する呼び名に作成者語を関連付ける。
COBOL システムによって用意される記憶領域。主に、特定の COBOL 機能の使用に関連して作成される情報を格納するために使用される。
該当するファイル名に関連付けられたレコード内の 1 つ以上のデータ項目を連結したもの。START 文および READ 文でのみ参照できる。分割キーの例については、「例」の章を参照。
COBOL のデータ部でデータを記述するときの概念であって、印字ページ上でのグラフィック文字の表示状態に関してデータの性質や特性を表現する。計算機内部や特定の外部媒体にデータを格納する形式ではない。
手続き部に記述される、動詞に続けて語や記号を文法的に正しく組み合わせたもの。命令文。
初期プログラムではないソース要素のファイル節または作業場所節に記述されるデータ。
静的データ レコードの一部として記述されたデータ項目。
初期プログラムではないソース要素のファイル節または作業場所節に記述される論理レコード。
別のクラスから継承するクラス。継承関係にある 2 つのクラスを考えたとき、下位クラスは継承者または継承先クラスで、上位クラスは被継承者または継承元クラスとなる。
業界の文献では、下位クラスの代わりに派生クラスという用語も使用される。これらの用語は同等である。
データ記述項によって定義されるデータ項目。
「呼び出し先のプログラム」を参照。
表内の特定の要素を識別する出現番号。この番号は、整数、データ名、または指標名によって表す。データ名または指標名を使用する場合は、その後ろに演算子の正符号 (+) または負符号 (-) に続けて整数を記述してもよい。関数の引数に添え字付けした一意名を使用するときは、語 ALL を添え字として使用できる。
データ名の後ろに、1 つ以上の添え字をかっこで囲んで付けたデータ名。
別のクラスによって継承されるクラス。「下位クラス」も参照。
作成者が定義した「オン」または「オフ」の状態に設定できるスイッチが、指定された状態になっているかどうかを問う命題。この結果によって真理値が定まる。
利用者が定める表意定数を指定する利用者定義語。
翻訳群を形成する各要素を組み合わせて並べる順序、またその規則。
指示動詞で始まる文で、中間コードの作成中に COBOL システムに特定の処理を実行させるもの。
操作環境との通信に使用する COBOL の語。
論理的に連続したデータ項目の集合。データ部で OCCURS 句を使用して定義する。
表を構成する反復項目に属する、個々のデータ項目。
対話型の入出力装置。表示画面または印字装置およびキーボードで構成される。
端末の任意のファンクション キーまたは Enter キー。
登録集原文を識別する利用者定義語。
COBOL 登録集、ソース原文、または仮原文の中の、境界 A から境界 R の間の 1 文字または一連の文字のうち、次のものをいう。
ある条件を評価した結果の値。次のいずれかになる。
真 (true)、偽 (false)
型定義を識別する利用者定義語。
当該の型のデータ項目を定義するのに使用できる、プログラマーが定める型または用途。型定義は、TYPEDEF 句を含むデータ記述項で定義する。型には、データ項目およびその下位項目のすべての特性が含まれる。
「リール」を参照。
特定のクラスまたはインターフェイスに限定されないオブジェクト参照。
実行を試みた結果として、文に指定されたすべての操作を実行しなかった文。
記述に USING 指定が含まれる画面項目。
句または文の書き方を満たすために、利用者が指定する COBOL の語。
実行用プログラムを実行することによって値が変わる可能性があるデータ項目。
レコードが関連付けられているファイルのファイル記述項または整列併合記述項で、レコードに含まれる文字位置が変動してもよいと定められているもの。
反復回数が変動する表要素。その項目のデータ記述項に DEPENDING 指定された OCCURS 句が含まれるか、またはそのような項目の下位に属する。
ネイティブ コード (機械語) の生成中、または実行時に行われる動作を表現する語。
「リール」を参照。
30 文字以下の文字列で、利用者定義語、システム名、予約語、または組み込み関数名で使用される。
データ部にあり、作業場所データ項目を記述する節。独立項目と作業場所レコードのいずれか一方または両方で構成される。
取り得る長さの最小値がゼロであり、実行時に長さがゼロになる項目。長さゼロの集団項目は、次のいずれかの結果として作られる。