YEAR-TO-YYYY 関数は、argument-1 で指定された年数を 2 桁の形式から 4 桁の形式に変換する。argument-2 は、実行時の年数に追加されて、100 年の期間の終了年、つまり argument-1 の年数を含むスライド式ウィンドウを定義する。この関数の型は整数である。
一般形式
FUNCTION YEAR-TO-YYYY ( argument-1 [argument-2] )
引数
- argument-1 は 100 未満の負でない整数とする。
- argument-2 は整数とする。
- argument-2 を省略すると、この関数は 50 が指定されたものとして評価される。
- 実行時の年数および argument-2 の値の合計は、10,000 未満で 1699 より大きいものとする。
戻り値
- maximum-year (最大年) は以下のとおり計算される。
(FUNCTION NUMVAL (FUNCTION CURRENT-DATE (1:4)) + argument-2)
ここで、NUMVAL 関数の argument-2 は YEAR-TO-YYYY 関数自体の argument-2 と同じである。
- 同等の算術式は次のとおり。
- 以下の条件が真の場合、
FUNCTION MOD (maximum-year, 100) > = argument-1
同等の算術式は次のとおり。
(argument-1 + 100 * (FUNCTION INTEGER (maximum-year/100)))
- それ以外の場合の同等の算術式は次のとおり。
(argument-1 + 100 * (FUNCTION INTEGER (maximum-year/100) - 1))
注
(fixed-maximum-year - FUNCTION NUMVAL (FUNCTION CURRENT-DATE (1:4)))
固定式ウィンドウが 1973 から 2072 の場合、2009 では argument-2 は値が 63 になり、2019 では値が 53 になる。