必要な TP 定義をレジストリに追加すると、インバウンド トランザクション ルーティングをホストから実行できます。
このテストで構成が完了します。ホストへの接続をテストするには、次の事項を確認する必要があります。
- 通信サーバーにホストへのアクティブなリンクがあるか。
- ホスト CICS リージョンは実行しているか。通常、ほとんどのインストールでは実行していますが、場合によっては、接続するホスト CICS リージョンの起動をホストのシステム管理者に依頼する必要があります。このテストを行うには、通常、通信サーバー
3270 アプレットを使用して、端末がホスト VTAM と接続している際にホスト CICS リージョンの VTAM ID を入力します。
- 「ローカル CICS 接続の起動」の説明に従ってリージョンを再起動したか。
前のステップが行われた場合:
- 前述のとおり、ホスト VTAM に対する通信サーバー アプレットを起動し、ホスト CICS リージョンに接続します。
- ホスト CICS リージョンへのセッションが確立されたら、付属のトランザクションを実行します。
CRTE SYSID=locallocal は、以前に定義した接続の名前です。付属のサンプル値を使用する場合は次のようになります。
CRTE SYSID=LU21
- これで、通信サーバー 3270 アプレットがローカル CICS システムの端末であるかのように使用できるようになりました。接続をテストするには、Enterprise Server CICS ソフトウェアに付属のトランザクション CENV を実行します。これを実行すると、ローカル CICS システムの情報が提示されます。トランザクション ルーティングを完了したら、CANCEL コマンドを入力します。
注:
トランザクション ルーティングが一方向でアクティブな場合、端末にルーティングできません。これは、ルーティングしようとすると元の端末 ID が戻され、ID が一意でないという理由で拒否されてしまうためです。すべての端末 ID は、ホストおよびローカル
クライアントのどちらの場合でも、CICS リージョン内で一意である必要があります。