CA のルート証明書のインポート

ブラウザーには、通常、主要な CA の証明書があらかじめインストールされており、ユーザーが証明書をインストールする必要はほとんどありません。CA のルート証明書が必要な場合は、CA の Web サイトから通常はダウンロードできます。

デモンストレーション CA の証明書は、ブラウザーにあらかじめインストールされていないため、インストールする必要があります。この証明書は、DemoCA ディレクトリの private ディレクトリ内にあります。この証明書をインストールする手順はブラウザーによって異なりますが、おおよそ次のとおりです。

  1. Windows インターネット オプションを開きます。たとえば、コマンド プロンプトから inetcpl.cpl を実行します。
  2. ブラウザの設定に移動し、証明書または証明書の設定にアクセスします。詳細については、ブラウザのヘルプを参照してください。
  3. ブラウザーに [信頼されたルート証明機関] セクションがある場合は、そのセクションに移動します。
  4. [Import] をクリックします。
  5. ウィザードを使用して、CA の自己署名証明書をインストールします。この証明書は、DemoCA ディレクトリの private フォルダー内にあります。CARootCert.cer ファイルを指定します。Internet Explorer では、PEM 形式のファイルではなく、DER 形式の X509 証明書が必要であるため、この形式の証明書のみが表示されます。他のブラウザーでは、複数のタイプに対応できるため、それらの証明書も表示されることがあります。
  6. [信頼されたルート証明機関] のリストを下にスクロールします。Demo CA がリストに表示されていることを確認し、その共通名を探します。実際の CA ではユーザー フレンドリーな共通名が使用されることが多いため、Micro Focus Demo CA のインストール時にコンピューターの DNS 名を DemoCA の共通名として使用するように選択した場合は、他の CA とは異なるように見えます。