マクロを定義します。
MACRO macro-name = [action-list]
詳細は次のとおりです。
この例では、すべてのブレークポイント、現在の評価環境、すべてのマクロ、および現在の実行ポイントをリストするマクロ情報を定義しています。
CodeWatch> MACRO info = [LB /ALL; LENV; LMACRO /ALL; WHERE] CodeWatch> info Break set at PRIME\118 (count = 2) Break set at PRIMES.READ_INPUT\%ENTRY Break set at PRIME.ISPRIME\%ENTRY (COUNT = 1) Evaluation environment is PRIMES.ISPRIME info = [LB /ALL; LENV; LMA /ALL; WHERE] Current execution point is PRIMES.ISPRIME\%EXIT
次の例では、引数として指定する文字列について大文字と小文字が区別される検索を実行するように、マクロ fig を定義しています。
CodeWatch> MACRO fig = [FIND /IGNORE] CodeWatch> fig MAIN /* Main program */
説明
MACRO コマンドは、アクション リスト (action-list) の省略形としてマクロを定義するために使用します。同時に 64 個のマクロを定義できます。
アクション リストは通常の方法で指定します。
マクロを定義すると、その名前を他のデバッガー コマンド名と同じように使用できます。マクロは、コマンド ラインにおいて、アクション リストで指定したデバッガー コマンドに置き換えられます。その後、これらのコマンドは通常どおりに実行されます。
アクション リスト内の最後 (または唯一) のコマンドの後にセミコロンがない場合は、コマンド ラインでマクロ名の後にそのコマンドの追加の引数を指定できます。たとえば、次のマクロが定義されているとします。
この場合、コマンド FOO 3 を入力すると、3 を A に加算できます。