ホスト変数とは、COBOL プログラム内で定義されるデータ項目です。ホスト変数は、データベースとの値の受け渡しに使用されます。ホスト変数は、COBOL プログラムのファイル節、作業場所節、局所記憶節、または連絡節で定義し、1 ~ 48 の範囲の任意のレベル番号を使用してコーディングできます。
ホスト変数は入力または出力として使用できます。
- 入力ホスト変数 - COBOL プログラムからデータベースに転送されるデータを指定します。
- 出力ホスト変数 - データベースから COBOL プログラムに返されるデータを保持します。
ホスト変数を使用するには、プログラムでそれらを宣言してから SQL 文で参照する必要があります。
ホスト変数は、次のいずれかのタイプで定義できます。
- 通常のホスト変数 - データの単一の文字列を格納および取得します
- ホスト配列 - データの複数行を格納および取得します
- インジケーター変数 - NULL 値とデータの切り捨て情報を格納するコンパニオン変数
- インジケーター配列 - 複数行のNULL 値とデータの切り捨て情報を格納するために使用されるコンパニオン アレイ
ホスト変数に関連する機能の詳細については、以下の「関連概念」に一覧表示されているトピックを参照してください。
注: OpenESQL
.NET Managed Runtime は、
.NET COBOLコード内の
.NET ホスト変数をサポートしています。詳細については、「
マネージ コード内の.NET ホスト変数」を参照してください。