Xfh2btr トレース オプションを設定すると、Xfh2btr 呼び出し変換モジュールが実行する各操作、および Btrieve Record Manager が返す各エラー コードが、画面に表示されるか、トレース ファイルに記録されます。
Btrieve Record Manager がエラーを返すと、Xfh2btr 呼び出し変換モジュールは Btrieve エラーを COBOL ファイル状態コードにマッピングして、その状態コードをプログラムに返します。Btrieve エラーがマップされた COBOL ファイル状態コードは、トレース ファイルにも記録されます。
トレースに Btrieve エラーが示されないにもかかわらず COBOL ファイル状態コードが返された場合、そのエラーは Xfh2btr 呼び出し変換モジュール内で生成されています。たとえば、入力用として開かれたファイルに書き込もうとすると、このようなエラーが生成されます。
トレース オプションに影響を与える属性として、TRACE-FILE および TRACE があります。
TRACE-FILE:filename
これは、トレース情報を画面ではなく所定のファイルに出力するように指定します。filename を指定しない場合は、デフォルトのファイル名 xfh2btr.lst が使用されます。TRACE-FILE 属性は、[X2B-DEFAULTS] タグの下でのみ指定できます。複数のクライアント アプリケーションが同じトレース ファイルにトレース情報を書き込んでいる場合には、ファイルにこの情報が記録される順序は特定できません。
TRACE
TRACE 属性はトレースをオンにします。これは [X2B-DEFAULTS] タグの下に指定するか (この場合、全ファイルに対する操作がトレースされます)、ファイル名のタグの下に指定します (この場合、対象ファイルに対する操作のみがトレースされます)。