入り口定数は、ラベルによって、または PROCEDURE 文か ENTRY 文によって宣言します。
PROCEDURE 文の左端にあるラベルは、プロシージャの主エントリ ポイントの宣言になります。副エントリ ポイントは、ENTRY 文によって設定します。コンパイルされたモジュールに含まれない外部プロシージャの名前は、ENTRY 属性を使用して宣言する必要があり、それが関数の場合は RETURNS 属性を使用する必要があります。次に例を示します。
DECLARE E ENTRY(FIXED BINARY(15), POINTER); DECLARE F ENTRY((5) FLOAT DECIMAL(7)) RETURNS(FLOAT DECIMAL(7));
この例では、E は、2 つの引数を必要とするプロシージャ名として宣言されており、CALL 文でサブルーチンとして呼び出す必要があります。F は、関数として参照する必要があるプロシージャ名として宣言されています。F は、引数として 5 つの Float Decimal(7) 値の配列を必要とし、Float Decimal(7) の結果を返します。
コンパイルされたモジュールに含まれない外部プロシージャ以外のプロシージャは、PROCEDURE 文によって宣言しなければならず、DECLARE 文では宣言できません。
別のプログラム モジュールに含まれる参照先の外部プロシージャが宣言されていない場合、コンパイラからエラー メッセージが返されます。