エントリ変数は、エントリ値を受け取る、パラメーターなどの変数です。
ENTRY 属性を VARIABLE 属性とともに使用すると、値がエントリ値である変数を宣言できます。ENTRY 属性は、関数がエントリ値を返すことを示すために RETURNS 属性で使用できます。次に例を示します。
A: PROCEDURE; . . . DECLARE E ENTRY VARIABLE; . . . E = A;
この例では、E は任意のエントリ値を代入できるエントリ変数です。この代入によって、E の値は A という名前のプロシージャの記述子になります。
ENTRY 属性の一部として指定されたパラメーター属性または RETURNS 属性は、ENTRY 変数に代入できる値には影響しません。ただし、このエントリ変数を呼び出す場合、エントリ変数で現在保持されている値は、エントリ変数の宣言で指定されているものと同じパラメーターおよび RETURNS オプションを持つ PROCEDURE 文を示している必要があります。
前の例では、関数として E を呼び出すプログラムまたは引数を使用して E を呼び出すプログラムは無効であり、予期しない結果になります。