共通の属性を共有する名前をかっこ内に複数記述できます。それぞれをカンマで区切る必要があります。かっこで囲んだ名前のリストの後に記述された属性が、それらのすべての識別子に適用されます。
次の形式を使用して、特定の変数名に固有の属性をかっこ内で指定することもできます。
DECLARE(identifier[attribute]…,identifier[attribute]…)attribute…;
DECLARE (COUNTER, RATE, INDEX) FIXED BINARY (6) INITIAL (0);
この例では、同じ属性 FIXED BINARY (6) を共有する変数 COUNTER、RATE、および INDEX を宣言し、初期値として 0 を指定しています。
DECLARE (INFILE INPUT RECORD, OUTFILE OUTPUT STREAM) FILE;
この例の DECLARE 文では、INFILE を RECORD INPUT ファイル、OUTFILE を OUTPUT STREAM ファイルとして宣言しています。
次の例に示すように、かっこは入れ子にすることができます。
DECLARE ((INFILE INPUT, OUTFILE OUTPUT) RECORD, SYSFILE STREAM) FILE;
この例の DECLARE 文では、INFILE を RECORD INPUT ファイル、OUTFILE を RECORD OUTPUT ファイル、SYSFILE を STREAM INPUT ファイル (STREAM は暗黙的に INPUT) として宣言しています。
説明
同じ属性を持つ複数の名前がある場合、それらを単一の要素宣言としてまとめて宣言できます (属性の詳細については、「宣言と属性」の章を参照してください)。