ここで使用するデータ項目という表現には、data-name、条件 (レベル 88 項目)、定数 (レベル 78 項目) およびファイルが含まれます。
データ項目にクエリを実行するには、その名前を [Quick Browse] ダイアログ ボックスに入力します。データ項目にクエリを実行すると、次の情報が出力ウィンドウの [Search] ビューに返されます。
- [Number of references]
- ソースに含まれていた、このデータ項目に対する参照の数。
- [Usage Indication]
- 1 つの文字が参照数の後に続き、次を表します。
d |
手続き部でデータ項目への参照はありません。 |
u |
データ項目は手続き部で参照されますが、これらの参照によって項目は変更されません。 |
m |
データ項目は手続き部で参照され、変更されます。 |
- [Related items]
- ターゲットのデータ項目に関連するデータ項目が表示されます。
- [Occurrences]
- リストされるデータ項目のオカレンスを含む、すべてのソース行がハイライトされます。
次のタイプのデータ項目では、さらに他の情報が返されます。
- Data-name:
- サイズ (バイト単位)
- データ項目の定義を含んでいる節 (ファイル節、作業場所節、連絡節、局所記憶節、または (特殊レジスタを示す) 特殊節)。
- レベル 01 またはレベル 77 のレベル インジケーター。
- OCCURS 句の対象になる項目の添え字インジケーター。
- Filename:
- ファイルのタイプ。
-
最大と最小のレコード サイズ。
- Level-78 item:
- 項目のサイズ (英数字数)。
- 定数の値 (30 文字が上限)。
単純なデータ項目クエリの他に、複雑なデータ項目クエリ (特定タイプの COBOL 動詞のみ、または行もしくはプロシージャの範囲の、両方、またはどちらか一方のみを含める)、または修飾されたデータ項目クエリを指定できます。