データベースが必要なときに存在していない場合、その時点でデータベースが作成されます。RDBMS の種類によってはこの処理に時間がかかることがあるため、事前に SQL スクリプトを使用して必要なデータベースを作成しておくことをお勧めします。
dbfhadmin -script -type:region -provider:az -name:<es-name> [-db|existdb:<database-name>] [-file:<script-name.sql>]
<es-name> はリージョン データベースを使用するエンタープライズ サーバー リージョンの名前です。<database-name> は複数のデータストア/リージョンとリージョン間データベースを格納できる新しいデータベース (-db) または既存のデータベース (-existdb) の名前です。これらのオプションを省略した場合、リージョン データベース用に <es-name> の名前で新しいデータベースが作成されます。
パラメーター | 値 |
---|---|
EDITION | standard |
MAXSIZE | 1GB |
SERVICE_OBJECTIVE | S0 |
別の特性のデータベースが必要な場合は、スクリプトを直接編集する必要があります。
dbfhadmin -script -type:crossregion -provider:az [-db|existdb:<database-name>] [-file:<script-name.sql>]
<database-name> は複数のデータストア/リージョンとリージョン間データベースを格納できる新しいデータベース (-db) または既存のデータベース (-existdb) の名前です。これらのオプションを省略した場合、リージョン間データベース用に _$XREGN$ の名前で新しいデータベースが作成されます。
dbfhadmin -createdb <database-address> -file:<script-name.sql> -type:region -provider:az -name:<ES-name> -user:<user> -password:<pass>
<database-address> はデータベースおよびサーバーの完全修飾名 (例:tcp:mydbinst.database.windows.net)、<script-name.sql> は前の手順で作成したスクリプト ファイルの名前、<ES-name> はリージョン データベースとして運用するエンタープライズ サーバー リージョンの名前、<user> および <pass> はデータベースの有効なログオン資格情報です。
dbfhadmin -createdb tcp:<database-address> -provider:az -type:crossregion -file:<script-name.sql> -user:<user> -password:<pass>
前のコマンドの説明を参照してください。
リージョン データベースとリージョン間データベースを作成したら、それらを使用するようにデータベース構成ファイルを構成できます。